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ボードゲーマーに100の質問:2019年度版 Ver1.0

2019/10/03
邪教の大神官は二度ノックを鳴らす
https://tantramachine.hatenablog.com/entry/20190904/1567599483

にて、「ボードゲーマーに100の質問:2019年度版 Ver1.0」が公開されました。

100の質問には、何年も前に答えているんですが、内容的に改まった部分があるようです。良い機会なので答えてみました。

100問、読むの大変かと思いますがよろしくお願いします。
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世界のトランプ・タロット展

2019/09/02
(文責:ひろむ)

こんにちは。今年は冷夏と言われてる様です。一応主婦の私は野菜と米の高騰が気になってしまいます2019年夏。

学校が夏休みに入りましたね。私の友人らのお子さん達って、大体小学生~中学生くらいなんです。
でもママが仕事で不在とか昼間は児童館で宿題やったりするみたいです。働くママさんお疲れさまです。

さてさて、世の中の良い子たちが夏休みに入った7月20日。ジョイフル本田新田店さまのJOIFUL-2のアンティークブロックにて
【世界のトランプ・タロット展】なる催しの展示会があるとのことで、樫尾さんと一緒に行ってきました。

世界のトランプ・タロット展
JOYFUL-2新田店
https://www.joyful-2.com/shop/joyful2nitta
2019/7/20(土)~2019/8/31(土)


とても美しくレイアウトされています。ワクワクしちゃいます。
お店の方に許可を貰って撮影させて貰いました。

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トランプ・タロット展に着きました。

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トランプがたくさん!

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珍しく、美しくかっこいいトランプがドッサリ!

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すぐ隣にタロット展も!

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タロット展です。

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タロット展のそばには、タロット占いの書籍も陳列されていました。タロットをゲームとして扱う、という感じの本はなかったように思います。


【トランプの話】
皆さんはトランプ持ってますか?家庭に一個持っていれば、大人から子供まで遊べるカードゲームです。
遊び方については、只今研究されている中でも数百はあるのではないかと言われています。
え!そんなにあるんだーって感じですよね。

トランプの起源はとても古く、厳密な時代ははっきりしていませんが、発祥したのはインド・エジプト・中国だと言われています。
なかでも最も有力なのが中国起源説であり、そこからヨーロッパに伝わり、現在の4スート(ハート・スペード・ダイヤ・クラブ)赤黒と絵札キング・ジャック・クイーン)+ジョーカーの形を作ったのはフランスではないかと思われます。



皆さんが普段遊ぶトランプって何ですか?
私が学生の頃などは、お酒を飲みながら大富豪(大貧民)などを徹夜して遊んだりした覚えがあります。
他にもババ抜き、神経衰弱、ポーカー、ブラックジャックなどがよく知られているトランプゲームです。

が、私どもガーデンゲームズの一押しはコレクリベッジです!

クリベッジ紹介ページ(ガーデンゲームズ)
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-1693.html

二人用トランプゲームですが、大人がワインを片手に楽しむようじりじりとヒリヒリなゲーム。
あると便利なクリベッジボードはゲームマーケットにて購入しました。

日本でいうとこの江戸時代初期。
清教徒革命にて当時のイギリス王、チャールズ2世はフランスへ亡命した際、あまりにもやることがなさ過ぎてトランプで遊んだこと
……というお話が伝わっているのがこの「クリベッジ」です。



そしてこれは展示会で私が購入したトランプ。
ドイツのノエルの限定版、そして絶版している。絵柄がかわいいので購入。全体的に丸みがあり、スートが大きく柔らかいイメージに作られていますね。ノエルにお子さんがいる家庭向きに作られたのでしょう。

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余談ですが樫尾は住んでる地域一トランプをダイソーで買う男です。(一回の平均購入数はなんと6セット!)
それは、トランプ自体がそれだけで創作ゲームの基本として使える汎用性があるということです。
私はこんなにも世界で知名度があるトランプって世界一のカードゲームだと思っています。

使用するトランプの他に、アンティークとしてのトランプという側面もあります。ジョイフル本田新田店さまの催しは非常にアーティスティックで見ているだけで価値のある、アートのです。
実用性の他にもインテリアとしての機能も様々。

是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

※この度の記事には諸説あり、あくまで樫尾の記憶と私の主観によるものです
トランプって楽しい
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変則すずめ雀「7歩」

2018/06/23
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すずめ雀はとても評判の良いゲームのようです。うちでも遊びました。とても楽しめました。

さて、すずめ雀はとても良いゲームですが 変則ルール を考えましたのでぜひお試しあれ。

7歩は、基本的には通常ルールのすずめ雀と同様のルールですが異なるポイントをここで記述します。

このルールはカイジという漫画の「17歩」をヒントに考えたものです。

名称:7歩
プレイ人数:2人専用


ゲームの目的:
相手よりもより高い点の点棒を稼ぐこと。

ゲームの準備:
各プレイヤーに50点ずつ点棒を配ります。
適当な方法で最初の親を決めます。
親マーカーと風マーカーを通常ルール通り用意してください。
各プレイヤーは早見カードを1枚ずつ持ちます。

ラウンドの準備:
全ての牌を伏せた状態でよく混ぜます。
各プレイヤーは15牌ずつを引き内容を確認します。

重要:
各プレイヤーは引いた15牌を 手牌(5枚) と 捨て牌候補(10牌) に分けてください。

手牌はあと1牌で上がれる(テンパイ)、という状態にしてください。
ただし、 上がった時の点数が7点以上 になるようにせねばなりません。
そして、このルール(7歩)では親の特典である2点上乗せというルール(親のあがりボーナス)が適用されませんのでご注意ください。

もし7点以上にできなかった場合:この場合は、このラウンドでは上がれません。このラウンドではただただ相手の上がり牌以外を切るように努めてください。

ゲームの進行:
プレイヤーは手番になったら、自分の捨て牌候補から1牌を捨てます。

これで相手プレイヤーに上がられなかったら(ロンされなかったら)手番が相手に移ります。

ラウンドの終了:
いずれかのプレイヤーがロンをしたら、ラウンドが終わり得点の処理(通常ルールと同じです)をしてください。

あるいは両プレイヤーがそれぞれ7牌を切りきってもラウンドは終わりになります。この場合は各プレイヤーは3牌ずつ捨て牌候補が余るはずです。

ゲームの終了:
それぞれのプレイヤーが親を4回ずつしたならゲームは終わりです。

もしくはいずれかのプレイヤーの点棒が0未満になってもゲームは終わりです。

ゲーム終了時により点棒を持っている方がゲームに勝利します。

補足(誤ロンについて):
7点に満たずに上がってしまった場合。この場合は誤ロンということになります。ペナルティとして相手に2点払い、このラウンドでは上がれなくなります。それでもラウンドは継続で、以後このラウンドではただただ捨て牌候補から捨て牌を切るだけになります。

補足(フリテンについて):
麻雀には「フリテン」という反則行為に関する規定があります(麻雀のフリテンはすずめ雀のそれと比べてややこしいです)。すずめ雀にもフリテンの規定があります。遊び方説明書5ページ「人の捨て牌で「ロン」」の項をご覧ください。7歩にもフリテンの規定がありますが、すずめ雀のフリテンの規定に準拠します。言い換えれば、テンパイ時に、他家(ターチャ=他のプレイヤー)が捨てたアガり牌を見逃してもフリテンにはなりません。

フリテンについて参照:
http://majandofu.com/rule-huriten
http://majandofu.com/mahjong-huriten



ここで特に言及のないことは通常ルール通りにしてください。
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いつもありがとうございます。ゲーム出版でお世話になってます。

2015/08/01
ガーデンゲームズです。いつもお世話になっております。

ガーデンゲームズではゲームの出版でいろいろな方の手助けを得てゲーム作りを頑張っています。

ゲームの印刷物(ボードやカードやチップやタイルや箱など)では萬印堂さんに毎回お世話になっております。

http://www.mnd.co.jp/

萬印堂さんはボードゲーム印刷ではかなり有名でご存知の方も多いのではないかと思います。



2015春のゲームマーケットではアムステルダムの運河・新版を、ガーデンゲームズで扱いましたが、そこで「運河駒」という木製駒を用意させていただきました。この木の駒を用意するにあたり、いたやま商会さんのお力を借りました。

いたやま商会さん
http://store.shopping.yahoo.co.jp/4dd7bbhrjkcn4j4ll2eynrawvi/

私の中では、

「木製駒を用意するならいたやま商会さん」

というくらいとてもお世話になっているお店です。駒屋さんで、かなりの種類の形、色の駒が用意されていて、ボードゲーム、カードゲームを作ろうと思っている方はぜひ、どんな品ぞろえがあるか、見ておくと良いのではないかと思います。
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月狼画集を読む

2015/03/17
はじめに:月狼画集とは
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「月夜の人狼」というゲームがあります。このゲームは、よく知られている「人狼」の系譜のゲームのようです。特徴的なのは多くの役職がある、という点です。50以上の役割・職業・キャラクターが登場します。この月夜の人狼ですが、キャラクターのイラストを手掛けたのは長谷川登鯉さんです。この画集を入手したのは登鯉さんのセミナーに参加したのがきっかけです。

http://bodogedama.jimdo.com/

この画集は基本的にイラスト集で、登鯉さんがイラストを手掛けるときにどんな風に書いたのか、どういうような工夫をしたのかが文章で簡単に添えられています。

描かれているイラストはファンタジックで愛嬌があり、ユーモラスで独特な造形が独自の世界観を構築しているのです。

この記事では、私が特に気に入ったキャラを紹介すると共にこの画集の一部を写真で公開します。



「人狼」
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このゲームの基本的キャラクターであり、主人公とも言うべきキャラ、そして月狼画集で最初に描かれたキャラです。このゲームを語る上で欠かせない主要キャラクターです。



「裏切り者」
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すぐ次に登場する狼の眷族と同じ造形のキャラです。



「狼の眷族」
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キャラクターの性質上、裏切り者と同じ造形ですが、背中を見せているか顔を見せているかの違いがあります。ルールに即したイラストであり、こういう部分がゲームデザイナーとともにイラストに携わる人間がゲームを作っていると感じさせるイラストなのです。



「工作員」
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狼陣営のキャラの一つ。このキャラのイラストは私がこの画集の中で最も好きなイラストです。工作員が持っているハサミですが狼の噛み傷に擬するために用いるアイテムです。人間だけど狼風に人間を殺せる・・・・こういうアイテムを持たせる・思いつくというのがスゴイですね。カッコいいです。



「死神」
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死神コインという別ゲームに登場したキャラが再登場。クロスオーバー。手塚治虫のスターシステムのようでこういうのは好きです。



「道化」
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イカレている人です。頭がもげてなくなっているわけではありません(さて、頭はどこに?)。



この記事で紹介したキャラはごくごく一部です。まだまだ魅力的なキャラクターはたくさんいます。ぜひ、この画集を読んでみてほしいと思います。
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歴史の勉強

2014/10/18
最近は歴史の勉強をしています。ドイツの歴史です。歴史の本を買ってもらい、それを読んでいるのですが、この本はどうやらドイツ近現代史が中心のようで、ナチスの台頭のコーナーを読み始めるとどうやらそれが本の中間くらいで、古代、中世のドイツ史はあっさり目です。

まさか、本当の本当に歴史の勉強が役に立つ日が来るとはなかなか思いもよらない展開です。

歴史の勉強はゲーム作りの(ゲームの)背景を考える上でとても有用です。

実際のドイツ史に即した、リアルな背景のゲームを考えたいと思っています。

うちには「ヴェネツィア史」の本もあり、ドイツばかりではなくヴェネツィアをテーマにしたゲームもなかなかにカッコ良いように思います。

歴史をテーマにすると、いい感じに渋いゲームになるような、そう思っています。
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ガーデンゲームズ作品の個性

2014/05/27
ガーデンゲームズの作品は、みな、樫尾忠英の手によるものなのですが、当たり前ですが、ゲームも作品で、作者の個性がやはりにじみ出てきます。

浅く潜れ!というゲームレビューサイトがあります。
http://asakumogure.blog23.fc2.com/

ここでガーデンゲームズ作品を取り上げてもらっているのですが、紹介記事の一部をちょっと引用しましょう。

限られた手数の中で、都市と貴族どちらの得点源を狙っていくかというところが
短時間ながら悩ましく面白いゲームでした。

(皇帝なき帝国紹介記事より)


基本のルールがシンプルで分かりやすいので、普段ゲームを遊ばない方や初心者の
方などに向いているゲームではないでしょうか。

(暁の鉄道紹介記事より)


これまでのガーデンゲームズさんから出ているゲームと同様に、シンプルルール、
短時間なのに、しっかり考えどころのある面白いゲームでした。

(アムステルダムの運河紹介記事より)


短時間で簡単ルール、ジレンマを感じられる面白いゲームでした。

(ドラコの山分け紹介記事より)



このようなゲーム評を並べて見るといくつかキーワードが浮かんできます。

・ルールがシンプル
・プレイ時間が短い
・ジレンマを感じられる

こういった特徴が浮かび上がってきます。私の趣味としては、ルールは断然シンプルなゲームが好みです。シンプルでないとゲームのルールも覚えられませんし、やるたびに複雑なルールを振りかえる・予習するのもしんどいです。そうなるとルールが簡単なゲームの方が頻繁に遊ぶようになります。

ゲームをやっていてジレンマ・迷いを感じないではダメですね。ゲームの最中にどの手が最善手か悩まないようでは何のためにゲームをやっているのかよく分かりません。

私自身が一人のゲームの遊び手として求めるものを、ゲームの作り手として作っている。私自身が面白いと感じれるものをゲームの作り手として世に送り出している。

ゲーム作りにもゲーム作者の個性・クセはこうして出てくるのでは、と思います。
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ボードゲームランドの閉鎖危機?

2014/05/23
私が長く書いていたブログがあります。それはボードゲームランドです。

ボードゲームランド(以下、「BGL」)は私がボードゲーム・カードゲームの一人の遊び手として、どのゲームが面白い、面白くないを勝手に書いていたブログです。このブログはURLも転々と変わり、筆者である私のハンドルネームも転々と、ころころと変わっていきました。その時々の気分で名前が変わっていったんですね。

BGLを本気で止めようと考えた時は何度かありますが、最近のピンチはガーデンゲームズでの創作活動の開始ではないかと思います。

ボードゲーム・カードゲームを遊び手としてどうこう言うこと、これは別に問題無いとは思いますが、特にゲームの作り手として、かつ、ゲーム評論的な活動、は厳しいのでは、と思います。例えば、私が超有名ゲームXがキライだったとして、それを正直にBGLに書いたとします。するとそれを読んだ人たちはどう思うでしょうか?

「そんなにXがダメなら、お前がXを越えるようなゲームを作ってみろよ!」

こんな声が聞こえてくる、そんな錯覚さえ覚えます。市販のゲームはやはり完成度が高く、それを越えるのは大変ですし、それが名声を得ている名作となるとなおさらです。ゲーム評論とゲーム創作はかなり相性が悪いと思います。単純な話、どちらかを諦めるのが素直な選択肢だと思います。私の場合、私が特に言いたいことはゲーム創作という場で表現したいと思っているので、ゲーム評論の方をスッパリ諦めることにしました。

BGLではかなり、ほとんど私自身のゲームの感想を書かないようにしています。以前はゲームの感想を書いていたのですがそういった記述を削除するようにしています。ゲームの感想、たまにゲームを褒めるようなことはつい残っていると思いますが、特にゲームの悪口に関することは残っていないと思います。仮に残っているしたら、それは単に削除を忘れているだけです。

BGLはガーデンゲームズ創作活動開始に伴い閉鎖の危機でしたが、あるボードゲームブログ管理人氏に、せっかく書いたものを削除はもったいないよ、残すべきだよ、と説得されBGLは存続することになりました。実際のところ、BGLは私の主観的評価は削ったものの、中立的スタンスでゲームを紹介するブログとして人気がある、アクセス数がかなり稼げるブログでした。ガーデンゲームズの宣伝にも役立っており、存続させたことは正解でした。

今後もBGLは更新頻度はあまり高くないかもしれませんが、存続していくことでしょう。
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反射神経ゲーム

2014/03/07
反射神経、即座の判断力を求めるゲームがある。

有名なゲームでは、百人一首の歌がるた。これはかなり有名ですね。クニツィア先生のイッツマイン。これもなかなか楽しいゲームです。

私自身はイッツマインのような反射神経ゲームがとても好きです。その場でパッと遊べて、ワッと盛り上がる。そういうゲームを作りたいと前々から思っていました。ガーデンゲームズで作ってきたゲームは、

皇帝なき帝国、暁の鉄道、アムステルダムの運河・・・・

じっくり考えジワジワ悩むような、あまりワァワァという感じではありません。だからこそ、ワァワァ盛り上がるようなゲームがうらやましく感じます。今年はワァワァ盛り上がるようなゲームを作りたいですね!
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賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編第2巻の感想

2014/02/28
以前、当ブログで、カイジのコミックスの感想を書きました。

http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-169.html

今回の記事は言わばそれの続きです。カイジのネタばれがあるかもしれないので、ネタばれが嫌な人は気を付けてください。
>>続きを読む・・・
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