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喧嘩読み

2013/10/04
喧嘩読み・・・・とは

ガーデンゲームズが無料で提供するサービスです。

創作ボードゲーム・カードゲームの説明書を読み、何らかの問題点がないか。例えば、てにをはの間違いとか漢字の間違いとか、そういったすぐに気付くような間違いから、ゲームの説明書として記述に不足がないか、逆に過剰な説明になっていないか。

そういったルール説明書の問題点を

『喧嘩を売ってやろう』、『イチャモンをつけてやろう』

という意地悪な視点で粗探しする、それが喧嘩読みです。喧嘩読みをされることで、説明書は修正されることと思います。修正された説明書は、より文章として、説明書として、完成度が高まると思います。

このサービスを利用しよう!とお考えでしたら当ブログのメールフォームを使ってお気軽にお問い合わせください。




この喧嘩読みサービスは、同人で作られているボードゲーム・カードゲームの遊び方説明書が対象です。同人ゲームデザイナー様には、このサービスのご利用をぜひ検討してください。

このサービスでは、まず当ブログのメールフォームをご利用いただいて必要な事項をお伝えください。

【必要な事項】
・ゲームのタイトル
・ゲームの作者あるいは作品の責任者 のお名前
・メールアドレスあるいは連絡先
・説明書の文量
・希望される喧嘩読みの締め切り


その後、こちらからご連絡いたします。ガーデンゲームズと喧嘩読み依頼者との間で締め切りなどの確認をして、合意に至れば実際の説明書そのものを送ってもらいます。

注意!喧嘩読み締め切り設定について
喧嘩読みの締め切り設定ですが、概ねは希望者のご意向に沿うようにいたします。作業期間として2週間程度いただければ問題なく引き受けられるでしょう。ゲームマーケットの1~2か月前程度ですと、この時期は喧嘩読みも繁忙期です。この期間は喧嘩読み依頼が多い時期です。ご希望の締め切りに添えるかどうかは締切日の設定次第です。いずれにいたしましても、ギリギリでの締め切りは精神衛生上望ましくありません。ルール記述も喧嘩読みも、時間的余裕を持って行う方が質の良い説明書ができるでしょう。



送ってもらう説明書ですが、pdfファイルでメールに添付して送ってください。それ以外の方法も受け付けるつもりはございますので、pdfファイルが困難ならば違う方法で送ってください(この部分は話し合って決めましょう)。

送ってもらった説明書ですが、そこに赤い文字などを記入する形で、気が付いた点、直した方が良いと思える点を指摘させていただきます。そして、そういった書き込みがされた説明書を依頼主様に返送いたします。

ガーデンゲームズが指摘したポイントを実際に修正するかどうかは依頼主様の方で判断してください。

これで喧嘩読みのサービスは終了になります。




なぜ無料なのか?

このサービスの出発点は互助の精神に立っています。このサービスを通じて同人ゲームデザイナーとの交流が生じる。そういったことからお互いがゲーム作りで助け合う、そのようなことを目指したいと思っているのです。つまり、

情けは人の為ならず

ということなのです。



サービス名「喧嘩読み」について。喧嘩読みに悪意は無い!悪意は無いが・・・・

喧嘩読みのサービス名のことですが、喧嘩読みはサービス内容が厳しいのです。厳しい姿勢でルールを読ませてもらっています。

そうでないと、最も厳しい読み手(お金を払ってゲームを買うユーザー)に備えることにならないからです。

どう言い繕っても喧嘩読みは厳しく、その厳しさを的確に表しているサービス名だと考えております。



一度、喧嘩読みをされた方へ

喧嘩読みを経験された方は、喧嘩読みでどういったポイントを指摘されるか、もう分かると思います。そうなると、もう次回作からは喧嘩読みをしなくても良いのでしょうか?

答えはNoです。説明書を書いた本人は、自分の書いた文章の正確性を信じ込んでいます。他者の目を通すことで始めて分かる間違いや、記述の分かりにくい部分に思いが至るのです。

したがって、一度喧嘩読みをしてもらって、もう喧嘩読みが必要ない、ではないのです。他者から見て間違いがないか、不親切な記述がないか確認してもらいましょう。無料なのです。



はんなりボードゲームによる「喧嘩読み」の概要



喧嘩読みをされた方のご意見・ご感想










喧嘩読みサービスについて(ハッピーゲームズ RYOさまのご感想)
http://keikoku.blog.so-net.ne.jp/2014-10-17

ガーデンゲームズ樫尾忠英さんにボドゲ説明書の喧嘩読みサービスをしてもらいました(みさき工房 みさきさまのご感想)
http://misakikoubouburogu.blog111.fc2.com/blog-entry-892.html

新作『戦場のヴァルキリー』の喧嘩読みをお願いしてきました(みさき工房 みさきさまのご感想)
http://misakikoubouburogu.blog111.fc2.com/blog-entry-931.html

喧嘩読み(アルハラシステムズ RXPさまのご感想)
http://nakarx.hatenablog.com/entry/2016/04/27/214309

ゲーム【陰陽遣い】~説明書(jpeg)~(かじかじワークス かじてふさまのご感想)
http://kajikaji-works.blog.jp/archives/14395811.html
04:23 喧嘩読み | コメント(0) | トラックバック(0)

喧嘩読みしてもらいました

2013/10/03
(この記事は2015年10月7日に書いてます)

普段は喧嘩読みをする立場の私ですが、当然ながら喧嘩読みを私自身が依頼し、喧嘩読みをしてもらう、ということがあります。

先日もS氏に喧嘩読みを依頼し、某ゲームの喧嘩読みなんですが、お願いしました。

喧嘩読み依頼から少し経ち、赤ペンで意見、注意が記されたメモが送られてきました。私は、こと喧嘩読みには自信がありますから、まさかたっぷり修正意見が付くなんてことは想像しません。そういう意味では想像どおりでしたが、少々意見が付いておりました。

その、意見の付いたメモを何度か読み返し、メモで指摘された箇所のほとんどが理にかなっていると思いました。やはり外部の意見、外部の見方、外の空気を入れないとルールブックはダメなのです。本人は自信たっぷりでもそれでも完璧には足りないのです。文を書く凡人なのです。

だから、喧嘩読みはルール書きには必須と思います。私自身もルールを書いたら外部の人間に見てもらうようにしています。ガーデンゲームズの喧嘩読みサービス、無料で承ります。
04:45 喧嘩読み | コメント(0) | トラックバック(0)

喧嘩読み経験から見えるボードゲームルールの書き方のポイント

2013/10/02
喧嘩読みとはガーデンゲームズ・樫尾忠英が行っている無料の校正・校閲サービスです。

詳しくは

http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-22.html

をご覧ください。

喧嘩読み経験を通じてボードゲーム・カードゲームのルールをたくさん読んできました。また私はボードゲームランド管理人でもあります。

http://boardgameland.blog31.fc2.com/

ボードゲームランドを構築するにあたり数多くのゲームルールを読んできた経験があります。

さらにガーデンゲームズの創作活動を通じていくつものゲームのルールを書いてきました。

そういった経験から「ボードゲーム・カードゲームのルールの書き方のポイント」を書いてみようと思います。



まず、ルールの構成です。これは、ほぼ決まり切った書く順番があります。それに沿って書いていけば良いのです。多くのルールがそれに沿って書かれており、こういう構成に、皆慣れております。わざわざ逆らうと分かりにくくなる・・・・でしょう。多くのルールブックが同じような構成なのは、おそらくそれが分かりやすいからでしょう。逆らわない方が良いですよ。

ゲームタイトル、プレイ人数、推奨年齢、プレイ時間、ゲームデザイナー、イラストレター、
ゲームが表す世界の簡単な紹介、
ゲームの概要、ゲームの目標、
ゲーム用具、
ゲームの準備、
ゲームの進行(これがルールの本体です)、
ゲームのルールの例外事項、
ゲームの終了条件、ゲームの勝利条件、
奥付

大体はこんな感じです。「ラウンド」制だと当然ながらラウンド終了にまつわる処理なども書かねばなりません。

下手くそなインストで、その場でルールブックを読み始める、ということがあろうかと思います。ゲームのインストと説明書は全く別物です。説明書はインストのためのガイドブックではありません。説明書は、ルールを厳密に伝え、かつ、過不足なく簡潔に伝えることを目的にしています。

インストの場合は、実はあまり「厳密性」は重視されていません。インストは簡潔でもないです。同じことを繰り返し強調した方が良く伝わるのです。しかし大体の説明書は過不足なく伝えようとしていますから、繰り返し・反復をしない傾向があります。また、ゲームを開始するときに大事な「準備」についても説明書は丁寧に記述してありますが、そういったことはインストをする人が準備してから、さあルール説明開始 となるでしょうから、説明書で欠かせない「準備」はまるでインストには含まれないのが多くの場合です。

これは承知している人も多いでしょうが、初めて遊ぶゲームはインストのためのルールの予習をしておいた方が良いでしょう。



ルールを書くとき特に注意したいポイント

準備に抜けがないか?
ルールブック最初の方に書いてある重要事項に「ゲームの準備」があります。ゲームの準備では、ゲーム開始時にどのように準備するかが書かれているはずです。ここで、全てのゲーム用具について言及がなければなりません。ゲーム用具の項とゲーム準備の項を比べてみてください。放っておかれている用具がないでしょうか?

よくあるミス、カッコと句点
カッコと句点の位置はとてもミスが多い部分です。正しい例を挙げます。

カタンの開拓者たちはクラウス・トイバーの名作ボードゲームだ(1995年のドイツゲーム大賞受賞)。



文末に補足的にカッコを用いて、その後ろに句点を打つのが正しいのですが、

http://blogs.itmedia.co.jp/editech/2012/03/post-397f.html
http://ebloger.net/punctuation/

意外とこのミスをする人が多いです。

用語を統一しよう
ゲーム中の用語を説明書内で統一すべきです。エルグランデという私の大好きなゲームなんですが、説明書を読んでみると「ストック」・「リザーブ」という語が出てきました。よくよく調べてみるとどちらも同じ部分を指しているということが分かったのですが、わざわざ別表記になっていると、

「別物かな」

と思われても仕方ないです。混乱につながります。同じものを指す言葉なら統一すべきです。

また、一般的でない単語、ゲーム独特の単語・用語が登場する際は用語の意味するところ・用語の定義をはっきり書きましょう。

例外処理をしっかり書こう
ゲーム中にあまりないのですが、一度か二度程度(?)はあるかもしれない、「例外処理」についてきっちり記述しましょう。山札が尽きるとき、手札がなくなるとき、ストックのコマやお金が尽きるときなど。もしそうなってしまったら、そういう事態に至ったらどうするかを明瞭にしましょう。

処理の細かい記述も必要
カードを引くとき、山札から引くのか、山札の「上」から引くのか、プレイする札は表向きか裏向きか選べるのか。プレイするカード枚数は1枚か複数か。記述としてはほんのわずかな文量ながらも大事なポイントです。ここをしっかり書くと書かないとでは大きな違いです。

また、ゲーム途中の処理などでいささかわかりにくい場合もあるのですが、そういったケースでは例を用いる、図を用いるなどして読者・遊び手に伝わるように書きましょう。

喧嘩読みの前に
喧嘩読み依頼の前に、自分でしっかり何度も読み返してほしいです。単にディスプレイを眺めるだけでなく、プリントアウトして読み返すのも大事です。ディスプレイを眺めているだけでは気づかないミスも紙で見るとなぜか発見されることが結構あります。
自分で何度も読む、プリントアウトして読む。これで問題ないようでしたら喧嘩読みに頼みましょう。自分自身というのは間違いないと確信していますから、確信からはミスに気づきにくいのです。

また、喧嘩読みそのものも完璧ではないです。完璧ではない喧嘩読みですが、時間的猶予を持った喧嘩読みの方が、精度が上がります。忙しさ、慌ただしさよりも、時間的ゆとりの方が多くの実りにつながると私は思います。



最後に
これは大事なポイントですから書きますが、喧嘩読みを利用するか否かに関わらず、ルールブックを、遊び方を全然知らない人に読ませるべきです。私もそうですが、身近な人間のことごとくがテストプレイに動員されていることも多々あろうかとは思います。そういう場合こそ喧嘩読みの出番です。ルールブックが読みやすいか・わかりやすいかを試す機会がないといけません。もしルールブックが分かりにくいとなると遊ばれることも評価されることもなく、日の目を見ることなく終わってしまう恐れが大きいです。せっかく一生懸命作ったゲームの結末がそれで良いのでしょうか?

多くの人が説明書を書く、あるいはブログを書くなど文章を書くこと、それが公開されてしまうことが増加しているように思います。わかりやすい文章を書くテクニックは学習が可能ですのでしっかり勉強しましょう。
04:17 喧嘩読み | コメント(0) | トラックバック(0)
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