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これを遊ばず死ねるか!

2036/03/06
こんにちは、ガーデンゲームズ樫尾です。

このブログでは、基本的に「ガーデンゲームズ作品」を取り扱う、というつもりでした。しかし、そういった拘りよりも、いろいろゲームについての記事を追加し、このブログを内容的にボリュームを増していく方が、読んでいて楽しめるのではないかと考え、ガーデンゲームズのゲームにばかり拘るのはやめようかと考えました。

そこでブログの新しいテーマとして、

「これを遊ばず死ねるか!」

ということで、私自身が一人の遊び手としてとても楽しんだゲームの紹介をしようかと思っております。こういうゲーム紹介のブログとして、「ボードゲームランド」があるんですが、

http://boardgameland.blog31.fc2.com/

現状のボードゲームランドはゲームを「幅広く、中立的に」というつもりで書いております。ガーデンゲームズブログで取り扱うのはたくさんあるゲームの中でも特に気に入ったゲームだけにするつもりです。

これを遊ばず死ねるか!は記事を少しずつ増やしていくつもりですのでこちらも是非ご覧いただければと思います。



アイル・オブ・スカイ(スカイアイランド)
アメン・ラー:カードゲーム
イスタンブール:ダイスゲーム
ウィナーズサークル
エルグランデ
エルドラド
王と枢機卿
キングドミノ
クアックサルバー
クリベッジ(トランプ)
サムライ
ジンラミー(トランプ)
セレニッシマ(第二版)
冷たい料理の熱い戦い
トーレス
ドワスレ
ニムト
バトルライン
バルバロッサ
ビッグショット
ブルームサービス
ベガス
ボーナンザ対決
マンハッタン
マンマミーア!
メディチ
モダンアート
ラー
ル・トゥルック(トランプ)
レーベンヘルツ(旧版)
レーベンヘルツ(新版)
ALL GREEN
Xニムト
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クアックサルバー

2019/02/01
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【どんなゲームなの?】
プレイヤーは、魔術師?祈祷師?占星術師?ちょっと怪しい職業の人間になり怪しい薬を調合する……度胸重要バーストいやいやバッグビルドゲームです。

各プレイヤーはそれぞれ袋1枚を持っています。そこに色どり鮮やかな材料チップを投入しそれを袋から引き、お鍋に投入!よりゴージャスな袋(の中身)を築きましょう。

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ゲームの手順は、
A:スペシャルカード1枚をめくる
B:2位以下の人間は干しネズミのハンデを設定する
C:袋からチップ引き、鍋に投入!
D:ラウンド終了時の処理
となっています。このゲームのメインの部分はCとDです。

Cでどの程度の引きをするか、Dで材料チップを買えますがそれの選択、これこそこのゲームの核心です。

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【面白さのポイント】
このゲームの経験が浅いうちは、ルールを読んでちょっと不安に感じた部分があります。手順Cの際、みんな一斉にやるけどイカサマ容易ではないか?ミス多発しないか?

他プレイヤーと絡みあんまりなくてソロプレイ感強い?

これらは杞憂だと理解してきました。

やってみればC手順は簡単ですし、イカサマする可哀想な人っていますか、実際?

ソロプレイ感ですけど、C手順で他プレイヤーから攻撃されたり邪魔が全然入らないので、一見ソロプレイ感強いと感じたんですが、これもそうじゃないですね。「サイコロ振り特権」が欲しいですから他プレイヤーの進み具合を見て考える必要があります。ちょっと、無理してでも追い越すべきか、バーストを避けるため慎重に行くべきか、「最後尾もしくは最後尾から2番目の色」の特殊能力にかんがみて敢えてストップかけるか、単に引いてお鍋ボードに置くだけなのに、決断のための要素がいろいろあり悩ましくも楽しいです。

バッグの中身を充実させること、どの色のチップを買うべきか、これも悩ましくも楽しい。

デッキビルドではなくバッグビルド。新たなスタイルのゲーム登場です。


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レーベンヘルツ(新版)

2019/01/01
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旧版も良いけど新版も良い!

【どんなゲームなの?】
陣取りボードゲームです。

ゲームの進行は簡単で、

・カードを使う(要お金)
・カードを売る(現金収入)

こんな感じです。手札は補充があるので3枚です。

カードにはいろいろ種類があり

・国境線配置
・騎士配置
・侵略
・寝返り工作
・不可侵条約

自分の領土内に森林、村、城を取り込むことで得点になります。

自領土内に自分の城1つになれば「領土」になります。そうでない場所は係争地で得点になりません。城は初期配置で位置が定まり、互いに間隔が空いているので城と城があまり近くないと思います。少なくとも味方の城はすぐそばに置けない縛りがあります。

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【面白さのポイント】
旧版と比べるとアクションのための手続きが簡素になったという印象です。その分、陣取りパートに熱が入りやすいので、これはこれで楽しめます。

陣取りパートは旧版同様、ボードのどこに力を入れるか、国境線の引き方、騎士の投入、そういう部分がとても楽しめます。

プレイヤー間の相互作用が強く、叩き合いが激しいゲームです。
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レーベンヘルツ(旧版)

2018/12/01
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陣取りゲーム。ボコスカのガンガンの攻撃的ゲームです。

【どんなゲームなの?】
面積を取り合う、広さを取り合う陣取りボードゲームです。

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騎士駒を置いて軍事力アップ、国境線を置いてグルっと自陣を形成、自領土より弱いところには殴り込みで勝利点獲得、敵の勝利点削る。とてもアグレッシブなゲームです。

まずアクションカード1枚がオープンになります。そこには3つのアクションが描かれています。

そしてプレイヤーは

「これやりたいなぁ」

な、アクションをチョイス。ここで選んだ後に一斉公開。

もし誰ともバッティングしてなければスムーズにアクションができますが、バッティングしてるとお金(カード)のやり取りでいずれがアクションをやるか決めます。

アクションカードに描かれてアクションは縦に並んで順番も明瞭になっています。この順番に沿ってアクションをやっていくのです。

どのようなアクションがあるか。

・国境線を置く
・軍事オプション(騎士を置くか侵略戦争を仕掛ける)
・現金収入
・策略カード取得


自領土を築くためには国境線でグルリと囲み、囲まれた範囲内で自分の城が1個だけになれば良いのです。国境線を置けば置くほど自領土確保に資するはずです(多分)。しかし国境線そのものはプレイヤーに属するものではなく、いわば共有されるものです。つまり、自分を囲っているつもりがそれがお隣さんへのアシスト!ということもよくある話です。

【面白さのポイント】
アクションカードに描かれているアクション選択。これが悩ましいですね。譲歩して人気のないアクションを敢えて選ぶか、相手の譲歩に期待して強気の選択をするか。思惑が交差する。心理的駆け引きがアツいです。

でもそれはこのゲームの面白さの一部です。このゲームの面白さのメインは陣取りパートです。

盤面を見てどこを重視するか、どこに力を注ぐべきか。このあたりが実に悩ましい。国境線をコツコツと置いていってゲーム終盤になってようやく巨大エリアの完成、となることも多く、このゲームでは面積が多いほど得点もガツンと入ります。だから終盤まで気の抜けない展開になりやすく、アクション選択、金銭を賭けたやり取り、ボードのどの部分に力を注ぐかの陣取り、あらゆる部分で身を焼くような激しいジレンマ。

プレイヤー間のアツいやり取りがこのゲームの魅力です。
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イスタンブール:ダイスゲーム

2018/11/01
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【どんなゲームなの?】
ダイスゲームです。このゲームの独特のサイコロを使います。

サイコロは、「織物」、「宝石」、「果物」、「香辛料」、「お金2リラ」、「カードめくり」の6面体です。お金とカード以外は資源を表す目です。

ゲームの進行は至って簡単。まず、タイルの恩恵があれば追加の収入があります(お金や水晶など)。

そうしたらサイコロ振りです。大体のケースでは5個のサイコロ振りですが、タイルの恩恵の結果、振れるサイコロを増やせることもあります。

サイコロを振ったならアクションです。大体の場合2アクションを実行します(タイルの恩恵でアクション数が増える場合もあります)。アクションはサイコロの目や持っている資源を消費してルビーなどを得る!これが肝心。特にルビーです。ルビーをより持っていることがストレートに勝利につながります。とにもかくにもルビーの獲得がゲームの目当てなのです。

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【面白さのポイント】
非常に楽しめるダイスゲームです。ダイスゲームらしく運要素がそれなりにあるのが、とても好感触です。

サイコロを振ります。すると、-水晶パワーによる振り直しもありますが-その出目を用いてなんらかのアクションをします。振られたサイコロは別段隠されません。そのため出目に対して周りからガヤガヤとアドバイス(誘導?)をすることが可能です。これも楽しいポイントです。

タイルを得ることでプレイヤーの力が増していきます。例えばサイコロ数が増えるとか、行えるアクション数が増えるとか。しかしルビーを取る難易度も上がっていくのです。自分も成長し、目的の難易度も上がる。成長の楽しみがあるのもこのゲームの魅力です。

サイコロゲームが嫌いでなければ、このゲーム、とてもお薦めです!


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バルバロッサ

2018/10/01
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【どんなゲームなの?】
粘土ゲームの名作ですね。

サイコロを振って自駒を進め、止まったマス目の指示に従います。マス目には、肝心の、粘土細工にまつわるマスが多く、双六系のゲームのスタイルではありますが、その実態は粘土ゲームです。

まずゲームを始める前に各自が粘土細工を作りボード上に置きます。これを当てる!一種のクイズゲームと言えると思います。

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【面白さのポイント】
このゲームの最大のポイントは「得点の入り方」です。

粘土細工の正体を当てればもちろん得点が入ります。そして当てられた側にも何らかの措置があります。

簡潔に述べれば、下手すぎる粘土細工と上手すぎる粘土細工は失点、ほどほどの出来栄えの粘土細工には得点が入ります。

このルールゆえ、単に手先が器用な人たちだけのゲームから脱却し、誰もが良く訳の分からない粘土細工師になるのです。自分の粘土細工を作るのはもちろん楽しく、かつ、他プレイヤーのほどよく下手くそな粘土細工を眺めるのも楽しい。

粘土細工を作る楽しさが詰め込まれているゲームではありますが、高得点を目指す方向と粘土細工を楽しむ方向の一致が見事なゲームです。


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冷たい料理の熱い戦い

2018/09/01
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【どんなゲームなの?】
ダイスゲームの名作ですね。ジャンル的には双六系のゲームです。

サイコロを振り、出目に沿って駒を進め、目的地に至れば得点タイルを獲得することになります。これが基本的な話なのですが、こうやって書き出してみるとびっくりするくらいオーソドックスなゲームですね。

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【面白さのポイント】
上述の説明で省いた部分こそこのゲームの肝です。サイコロは3個まで振れるのです。そして2個振れば出目が2倍に、3個振れば出目が3倍という大幅なボーナスが得られます!

と、書くと単純に3個振れば良いのではと思われるかもしれませんが、そんな簡単な話ではないです。出目が8以上だと振出しに戻り!なのです。そしてサイコロは1個1個振り、振るたびに、さらに振るかもうやめるかの判断が迫られます。

振る?振らない?

悩ましいです。

そして駒の乗っかりルールも面白いです。既に他プレイヤーの駒がある位置に着くと上に乗ります。こうすると下の駒が移動するときに一緒に移動せざるを得なくなります。さらに「サイコロをいくつ振るか」の決定権を上の駒の主が持つのです。

シンプルなゲームですが、いくつかある捻りがこのゲームを極上のダイスゲームにしているのです。

ウミガメの島は、冷たい料理の熱い戦いの新しいバージョンのようです。

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エルドラド

2018/08/01
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【どんなゲームなの?】
クニツィア先生作品。デッキ構築ゲームの流れで、やることはレースゲーム、というゲームです。

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6角形ボードを連ねてコースを形成します。これの並べ方をいろいろやることでかなりの種類のコースを形成できるでしょう。とてもやりつくせない、やり込みできる工夫ですね。

ゲームの手順は、
・カードプレイ
・プレイされたカードを捨てる
・手札の補充
というふうに進みます。上の手順を上から順番に行います。

このゲームはドミニオンのようなデッキ構築ゲームの系譜だと思います。デッキを構築する、という手順が採用されています。

レースコースですが、青、緑、黄の3色が大部分です。その色と対応した、駒を進ませるためのカードが割合の多いカードです。

さらにレースを優位に進めるための その他のカード が含まれています。

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市場からカードを購入しましょう!

より優位にゲームを進め早くゴールに着くことを目指します。

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1人で2駒使う2人プレイ用ルール。

【面白さのポイント】
レースがこのゲームの、ゲームそのものなのでこれが楽しめます。相手を妨害するような位置取りが重要です。

そして役に立つカードの見極めとそれをデッキに組み込むこと。場札(市場)に対する選球眼が重要です。

レース部分で他プレイヤーとの競争が濃密にあり楽しめます。


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Xニムト

2018/07/01
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名作ニムトの姉妹ゲーム、Xニムト!

【どんなゲームなの?】
ニムトの名を継ぐニムト系カードゲームです。ルールの方もニムト系らしいですがXニムトも味わい深い良いゲームだと思います。

このゲームの得点は全てマイナスなので点が低い(ゼロ点に近い)方が勝利に近いでしょう。

ゲームの進行は一斉にカード1枚を各プレイヤーが手札から選び提出、そして一斉公開です。

場札は3列用意されており、それぞれ限界が3枚、4枚、5枚と決められています。

一斉に公開されたカードは場札になり、テーブル中央に並べられます。もし限界に至ってないなら何事もありません。

しかし列の限界に至ったのならバーストになります。バーストになった列の札を取り、1枚を手元の「X列」に並べます。それ以外は手札に加えられます。

順調にいけば手札が減っていくはずで、誰かの手札が0枚になったらラウンドが終わり得点計算をします。

手札に残ったカード=牛マークの数だけマイナス点
X山=牛マークのマイナス点の2倍のマイナス点



X山というのはX列がバーストした場合に蓄えられてしまうマイナスのカードです。X列は段々大きくなるように、昇順になるようにという縛りがあります。この縛りから逸脱してしまうとX列のカードがX山に移ってしまうのです。

【面白さのポイント】
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ルール的にかなりニムトを引き継いでいるゲームだと思いますが、味わいがニムトとは少々異なるように感じられます。このゲームでは特に少人数向けに調整されているように感じられます。

バーストした時の盛り上がりはニムトと近く、勝ち筋が分かりそうで分からない感じもニムトらしいです。なんとかその場をしのぐ、切り抜ける感じもニムトらしいですが、X列・X山の存在が計画性を増しているように思いました。相手をはめるという意味での意地悪さ、長期的な視点がニムトと異なるポイントに感じられました。少人数で遊ぶ機会の多い方には特にお薦めできるカードゲームです。

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アイル・オブ・スカイ(スカイアイランド)

2018/06/01
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【どんなゲームなの?】
カルカソンヌ的(?)地形タイル並べゲームです。カルカソンヌ的、と書きましたが、カルカソンヌとかなり異なる点がしっかりとあり、カルカソンヌとは完全に別ゲームです。

カルカソンヌは全員共有の地形を作りますが、アイル・オブ・スカイでは各人がそれぞれ自分の地形タイルを手元に並べるのです。

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ボード。外縁部のスコアトラック、ABCDの4種類の得点の入り方、先行者がいる場合のボーナス資金、などが描いてあります。

まず、冒頭で収入があります。タイルを売り買いするのでお金は大事です。

次に、引いた3枚の地形タイルに値段を決めます。この値段設定はついたてのこちら側で行うのでこっそりやります。そして1枚断固渡さないために捨て札にするタイルもこのとき決めます。

そして、タイルを破棄(前の手順で決めたやつが捨てられます)。

そして、購入です。このタイル購入はモダンアート(クニツィア)の指値入札のような感覚です。タイルを引いたプレイヤーが値段を付け、その額を誰かが納得して払う、という感じで決着が付きます。売れ残った場合、指値入札なので自分で買うことになります、自分の付けた値段で。

最後に今ラウンドで獲得した地形タイルを並べます。

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ここで得点計算です。得点計算もひねりが効いてます。

実は多数ある得点タイルに「得点を得るための条件」が示されているのです。こういった得点タイルが1回のプレイで4枚登場します。でも1回のプレイで使われない得点タイルも多く、やりこみ要素ですね。

【面白さのポイント】
お金を得るタイミング(冒頭ですね)で、勝利点で負けてるプレイヤーはより多くの収入が得られるという配慮があり、とても遊びやすく接戦になりやすい親切なゲームだと思います。

カルカソンヌ的、と書きましたが、個人個人の手元に地形タイルを並べるので、そういう意味ではプレイヤー間の相互作用が薄いです。でも地形タイルの売り買いは指値入札なのでオークション的な関わり合いがあり、ソロプレイ感は感じられず、いい感じです。1回のゲームで得点を得られる方法(A、B、C、D)が4つ示されます。しかし登場していない得点方法も多彩で何度も何度も遊びたくなる工夫がすごいです。

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