これを遊ばず死ねるか!
2036/03/06
こんにちは、ガーデンゲームズ樫尾です。
このブログでは、基本的に「ガーデンゲームズ作品」を取り扱う、というつもりでした。しかし、そういった拘りよりも、いろいろゲームについての記事を追加し、このブログを内容的にボリュームを増していく方が、読んでいて楽しめるのではないかと考え、ガーデンゲームズのゲームにばかり拘るのはやめようかと考えました。
そこでブログの新しいテーマとして、
「これを遊ばず死ねるか!」
ということで、私自身が一人の遊び手としてとても楽しんだゲームの紹介をしようかと思っております。こういうゲーム紹介のブログとして、「ボードゲームランド」があるんですが、
http://boardgameland.blog31.fc2.com/
現状のボードゲームランドはゲームを「幅広く、中立的に」というつもりで書いております。ガーデンゲームズブログで取り扱うのはたくさんあるゲームの中でも特に気に入ったゲームだけにするつもりです。
これを遊ばず死ねるか!は記事を少しずつ増やしていくつもりですのでこちらも是非ご覧いただければと思います。
あ行
このブログでは、基本的に「ガーデンゲームズ作品」を取り扱う、というつもりでした。しかし、そういった拘りよりも、いろいろゲームについての記事を追加し、このブログを内容的にボリュームを増していく方が、読んでいて楽しめるのではないかと考え、ガーデンゲームズのゲームにばかり拘るのはやめようかと考えました。
そこでブログの新しいテーマとして、
「これを遊ばず死ねるか!」
ということで、私自身が一人の遊び手としてとても楽しんだゲームの紹介をしようかと思っております。こういうゲーム紹介のブログとして、「ボードゲームランド」があるんですが、
http://boardgameland.blog31.fc2.com/
現状のボードゲームランドはゲームを「幅広く、中立的に」というつもりで書いております。ガーデンゲームズブログで取り扱うのはたくさんあるゲームの中でも特に気に入ったゲームだけにするつもりです。
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クゥワークル
2023/12/01
【どんなゲームなの?】
テーマらしいテーマはないゲームです。場にタイルを並べて得点を得るゲームです。
プレイヤーはタイルを6枚、麻雀牌のように持ちます、タイルは立ちます。
自分の番になったら、
A:タイルをプレイする(場に出す)
B:手持ちのタイルを交換する
この2つのアクションのどちらかをします。
タイルプレイの場合、「1つの列」の範囲内でタイルを場にプレイします。
プレイは、「1色が揃っている列」もしくは「形が揃っている列」のどちらかです。
注意は、色も形も完全に揃っている、というタイルは同じ列には並べません。
場の列に追加する感じでタイルをプレイ、一度にプレイできる枚数に制限はありません。
この、タイルプレイにより点が入ります。プレイの結果、2枚の列になれば2点、3枚なら3点、4枚なら4点……。
ここで、注目すべきは「最も長い列=6枚の列」が完成した時です。このときは特別に12点が入ります。これは「クゥワークル」という役で、クゥワークルと宣言しましょう!
このクゥワークル役が強烈で、このゲームはタイトル通り、クゥワークルを作るゲームと言っても言い過ぎではないでしょう。
タイルをプレイの代わりに手持ちタイルの交換もできます。どうしてもプレイできないとか、あまり稼ぐことができないなら、この交換アクションも躊躇なくするべきかと思います。
【面白さのポイント】
シンプルです。6枚組クゥワークルを目指すゲームです。
手持ちのタイルについて得点を得るための価値が状況により変わってくると思います。その時々で、重要、普通、いらない、あるいはチェンジ要員、の判断が楽しいです。
ひらめきのアハ体験、「あ、このタイルとても使える!」という気づきが快感です。タイルが、パチリと高得点にハマる、パズル的面白さがあります。
ハンザ
2023/11/01
【どんなゲームなの?】
みんなで一隻の船に乗って北欧を巡り、商人として成功しよう!というゲームです。
手番の開始時に、3ターラーが銀行からもらえます。
ここで、
A:商品を買う
B:販売所を建てる
C:商品を売る
A~Cのどれか1つのアクションをやって、船で移動します。船の移動は盤面に描かれている矢印に沿って行われます。
船移動の後、またA~Cのどれか1つができますし、さらに船移動してもいいです。
しかし船移動は1ターラーを払わねばなりません。
アクション、移動、アクション、移動……
と手番を行います。ポイントは1都市では1アクションのみ、という点です。さらなるアクション実行のためには船移動が必須なのです。
こうしてアクションをして、あるいは何もしないで手番を終え、最後に、「税金」を払います。
税金は、手持ち資金が3ターラー以下、商品タイル3枚以下になるようにします。納税と言うか調整というか。
ゲームが終わって、手元の商品タイル、盤面の販売所駒が勝利点になります。勝利点を最も稼ぐことで勝利することができるでしょう。
【面白さのポイント】
【生きている人間の世界】と、このゲーム・【ハンザの世界】は用語の意味が違います。
例えば、商品を売却したとして、リアルな世界ではお金が手に入るでしょう。しかしハンザでは売却してもお金は手に入らず、販売所1駒が消滅し、持っている商品駒が裏向きになります、つまり勝利点が増えるのです。
こんな感じでリアル世界とハンザ世界は同じ用語を使いつつ意味が異なるため、直感的にルールを把握するのが難しいと思います。しかし、ルール自体は多くなく、むしろシンプルなので簡単なんです。
商業的なテーマだけどお金を稼ぐのが目的と言うわけではないし……。
しかし、しっかりルールを把握して、ゲームの目的をちゃんと理解して遊ぶと、このゲームの独特さ、みんなが1つの船に乗り、ハンザ世界にしっかり入り込んで勝利点を稼ぐのが楽しいです。このゲームと似ているゲームって何かあるかってあまり思いつかない独特さ・ユニークさが癖になります。
リアル世界とハンザ世界とは用語の意味が異なるということをしっかり飲み込めれば、きっととても楽しめるゲームではないかと思います。シンプルで、ジレンマ、程よい運と、程よい他プレイヤーとの絡みのあるゲームです。
東海道デュオ
2023/10/01
【どんなゲームなの?】
2人対戦、四国を旅して勝利点を稼ぐゲームです。
まず、サイコロを3つ振ります。このサイコロは、「お遍路さん」、「画家」、「商人」と対応しています。2人プレイなので各プレイヤーが3つずつ駒を持っているのでゲームで動かす駒は全部で6個です。
サイコロ3つを振り、1個を得てその1個に対応する駒を動かします。そして次は相手の選択の番です。残っている2個のサイコロのうち1個を取り対応する駒を動かします。そしてサイコロが1個残り、それを1番目のサイコロを選んだ人が取り、対応する駒を動かします。
つまり交互にサイコロを取るのです。3個のサイコロが全部取られて駒が動かされたら今度は先手後手を入れ替えゲームを続けます。
お遍路さん……四国外周部のマスを時計回りに進みます。
黄色マス:沿岸の街 お金ゲット
赤マス:神社 個人ボードの神社マスを駒を進めます、勝利点と関わります
緑マス:庭園 個人ボードの庭園マスを駒を進めます、勝利点と関わります
水色マス:温泉 温泉トークンを得る、このトークンでやれるアクションが増えます
青マス:浜辺 浜タイルをゲット 浜タイルはお得な特殊効果を得られる
画家……四国内の黄色線に区切られたエリア内にいる。エリアからエリアへ移動する。
絵を描く場合:エリアに接する駒の数だけ絵を描き上げる(絵タイルを表向ける)
絵を渡す:最後に止まったエリア(アイコンがある)のアイコンの絵タイルを、個人ボードから除去する
絵タイルを除去すれば除去するほど得られる得点が上がる
商人……黄色線の上を移動する。
内陸のマスで商品タイルを得る、袋から指定の枚数だけ引く
沿岸の街で持っている商品タイルを売却、お金を得る。お金が貯まるほど勝利点になる。
ゲームが終わり、
神社×庭園の掛け算で勝利点、
お金を10金持っているごとに得られる勝利点がアップする、
絵をたくさん渡して空いているマスが増えるほど勝利点がアップ。
こうして、お遍路さん、画家、商人から勝利点がもたらされ、より勝利点を得ている方の勝利になります。
【面白さのポイント】
サイコロを使い、ほどほどのサイコロ運を楽しめます。
まず、1個のサイコロを取り、相手が取り、自分が取る。相手との絡みもあります。
サイコロ運、相手との絡み、戦術的思考、そう言ったものが程よくあり、いろいろな要素が適度に、難しすぎずに簡単すぎずにあってとても楽しめる、いい塩梅なゲームです。
プレイヤーの遊び方次第ですが、相手の番であれこれアドバイスしてあげたりすると、和気藹々と楽しめ良い雰囲気になります。
2人専用ゲームとしてかなり楽しめるゲームかと思います。
パラッツォ
2023/09/01
【どんなゲームなの?】
クニツィア先生作、競りゲームです。競ったパーツで建物を作ります。
プレイヤーが手番でできることは3つ。
A:お金カードを得る
B:建物タイルを得る(購入 or 競り)
C:建物タイルを組み換える
Aでお金を獲得。Bでお金を払い建物タイルを獲得。Cで建物タイルを高得点になるように組み換えます。
Aでは、プレイヤー人数プラス1枚のお金カードをめくり、そのうち2枚を獲得します。それ以外は時計回り順に1枚ずつ貰われていきます。
Bでは、買う、もしくは競りで建物タイルを獲得します。建物タイル2枚をめくり1枚は中央へ、もう1枚は周囲の建物タイル置き場に置かれます。その後、買うか競るかの判断をします。
買う、の場合、中央の建物タイルを得るのですが、価格は、
10-(置かれている建物タイル数)=1枚当たりの価格
ということです。建物タイルが増えるほど安価になります。
競りの場合、手番プレイヤーは「3」の価値のタイルを使える特権があります。だから手番プレイヤー有利な競りです。
競りから抜けない限り、一旦手元に晒したカードの回収はできず、競り続ける限り、手札からカードを足し続けなければなりません。
競りにせよ、購入にせよ、使うお金カードは1色という制限があります。
(例外的にジョーカーのようなお金も存在します)
Cでは建物タイルの組み換えができます。建物は、壁の色が統一されることで、より高得点になります。このCアクションで建物の価値を高めましょう。
ゲーム終了時に、建物の価値を確認し、より勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。
【面白さのポイント】
競りが楽しいですね。
競りの開始のタイミングをはかること、競りにするか、倉庫から買うか、お金を増やすか、ジレンマが楽しいです。
お金もどのカードを取るか選択肢があり、建物もどこを伸ばすか・いつ組み換えるかの選択が楽しいです。
ひとつひとつの選択が楽しいです。ひとつひとつの選択にそれぞれ、メリット・デメリットがあります。
例えば、組み換えの際にはお金1枚必要とか、良いことにもしっかり悪いこと(リスク)がセットになっているのが細部にわたって行き届いている、完成度が高いと感じられるゲームです。
だるまあつめ
2023/08/01
【どんなゲームなの?】
だるまカードを集めるゲームです。
自分の番になったら、
めくる or めくるの止める
これを考えるのです。バーストしなければ手番は続行!めくるor止めるを再び考えるのです。
バーストせずにめくるのを止めたら……予約カードをまだ確定的に取れる訳ではないです。一時預かりって感じです。
もしバーストしたら!場札(予約カード)は全部捨て札になり、手番は強制終了になります。バーストは、予約カードと同じカードをめくってしまったらバーストになります。
めくるのを止めるかバーストしたなら、手番は左隣へ移ります。
順番に手番が移っていき、再び自分の番になったら、前に予約できていたカードを確定的に獲得します。
この 確定的獲得 がゲームの目的です。
このゲームの重要なルールに「横取り」に関するルールがあります。山札からカードをめくって、そのカードと他プレイヤーの予約カードが同じ場合、それら全てを奪えるのです!奪ったカードは手番プレイヤーの予約カードになります。
ゲームが終わった時に、確定的獲得したカードの数値合計が勝利点です。勝利点の最も高いプレイヤーの勝利です。
【面白さのポイント】
とても盛り上がります。
めくるorやめる、これだけなので簡単。バーストのルールがあるのでいずれはめくりを止めるでしょう。どの程度で止めるかは勘が大事で、運と勘のゲームではあるんですが、場札が増えるほどバーストしやすくなるというのはハッキリしています。引き際を見極めるのが大事です。めくりがアツいゲームです。
酔いどれ猫のブルース
2023/07/01
【どんなゲームなの?】
このゲームはクニツィア先生の競りカードゲームです。カードを使ってカードを手に入れ、それを得点化する、というゲームです。
得点化されたカードはネズミチップになります。
カードは1、2、3、4、5、Jの6種類があります。
親は山札からカードをめくっていき同じ数字が複数枚になる もしくは ジョーカーをめくる と、めくりをやめねばなりません。
めくられたカード=場札を競りで獲得しましょう。競りで使うのは手札です。手札を使って
「バラバラ」もしくは「セット」
を作りましょう。
バラバラとは完全に数字の一致が存在しないカードの組です。例えば、「135」これはバラバラの3枚組になります。しかし「113」これはバラバラではないです。1のペアができてるのです。「113」の3枚を使ってバラバラを作るなら「13」の2枚のバラバラになるでしょう。
セットはバラバラとは意味が全く正反対です。完全に一致するカード群のことです例えば「222」これは2の3枚セットになります。
バラバラとセットの競りでの強さ比較は、
(弱い)1枚<バラバラ2枚<1のペア<2のペア・・・略・・・<5のペア<バラバラ3枚<1の3枚組<2の3枚組・・・(強い)
つまりとりあえず枚数比較になります。そして同じ枚数ならばバラバラが最弱、セットならば数値がより大きければそちらの方が強い、そういう法則です。
競りで勝てば場札を入手できます。
そして場札だけでなく「得点化のチャンス」も獲得できるのです。
得点化のチャンスの際に同一数値の4枚組を手札から破棄します。こうすることでネズミチップが得られるのです。
1の4枚組なら1チップ、2の4枚組なら2チップ、3の4枚組なら3チップ・・・・
という感じです。4枚組を複数セット同時に得点化しても構いません。
ここでジョーカーについても簡単に触れておきましょう。ジョーカーは1~5のいずれにもできる超便利カードです!でもそんな都合の良いカードを握らせるクニツィア先生でしょうか??
このジョーカーは使用後も捨てられずに手元に残り続けます。そして最もジョーカーを使った人はペナルティとしてマイナス5チップなのです!デカい!
【面白さのポイント】
このゲームはクニツィア先生らしい、シンプルだけどジレンマ、けど運もありとても楽しめるカードゲームだと思います。
競りゲームです。この競りという部分がとても強調されているゲームです。競りが好きな方にはとてもお薦めできるゲームです。
ケルトダイス
2023/06/01
【どんなゲームなの?】
ドイツゲーム大賞受賞作ケルト、のダイス版です。
カードプレイの代わりにサイコロ振りで駒を前進させます。
まずサイコロ振り。そして1度だけ振り直せます。振り直す場合は任意の個数のサイコロを(振り直さず)残せます。
手番で1回、もしくは2回サイコロを振ったなら出目が確定になります。
まず、「願いの石」を取れるか確認。石の目が2個以上あるなら願いの石1個をもらえます。この石は勝利点と絡んでくるので可能な限り集めたいです。
石の判定後、ボード上において駒を進めます。1個だけ駒を進めますが、複数の目が出てるなら複数マス前進させます。
ゴールエリアに一定数(プレイ人数で変わる)の駒が入ればゲームは終わりです。
ボード上、どの程度駒が進んでいるか、願いの石をいくつ取っているかで得られる勝利点が決まります。より勝利点を得ているプレイヤーの勝利です。
【面白さのポイント】
上述の説明の通り、「ダイスゲーム」です。サイコロゲームが好きな方には楽しめます。
マスに、「コボルト」のマス、「クローバー」のマス、「願いの石」のマスという感じでシンプルな中でも一捻りきいていて、単純すぎないのがとても良いです。
どの駒を動かすか、どのサイコロを振り直すかの選択が悩ましく、とても楽しいサイコロゲームです。
あやつり人形
2023/05/01
【どんなゲームなの?】
建物を建てよう!職業能力を持つ人を裏から操ろう!というゲームです。
手元に公開出来た建物カードが基本的な勝利点になります。だから、建物をドンドン建てよう!ということになります。
まず、自分が担当する職業を決めます。自分が欲しい職業カードを引き、残りを隣に渡す。「ドラフト」ですね。
こうして職業が決まったらゲーム開始。順番に手番を行いますが、順番は「職業によって定められた順番」です。
順番になったら、
A:コイン2枚確保
B:建物カード2枚引き、そのうち1枚を確保
AかBを行います。その後、手札の建物カード1枚を公開します。このとき、コストがかかりますのでお金は重要ですね。
また、手番中に自分が持っている職業能力をいつでも使えます。
1:暗殺者…任意のキャラの手番を飛ばす
2:盗賊…任意のキャラのコインを全部もらう
3:奇術師…他プレイヤーと手札丸ごと交換 or 手札を捨てて引き直す
4:王様…次回に真っ先に職業が選べる。キャラの読み上げを担当。黄色建物でボーナスを得る
5:司教…将軍による破壊の対象にならない。青色建物でボーナスを得る
6:商人…1コインもらえる。緑色建物でボーナスを得る
7:建築家…建物カード2枚を山札から得る。3枚まで建物カードプレイできる
8:将軍…1枚の建物破壊ができる、要コスト。赤色建物でボーナスを得る
誰かが8枚目の建物を建てたら、そのラウンドを最後まで遊んでゲームは終了です。
・建物の価値だけ勝利点
・建物の色5色そろえたら3点
・最初に8番目の建物建てた=4点
・最初ではないけど8番目の建物建てた=2点
合計勝利点の高いプレイヤーの勝利です。
【面白さのポイント】
「1番、暗殺者~~!」「ハ~~イ!」
こんな感じで王様が順番に読み上げていくのですが、これが独特で楽しいですね。
基本的な部分は、金ゲット、もしくは、カードゲットでシンプルです。
職業はそれぞれ個性的で、それぞれタイミングよく使えばいずれも有用なカードばかり。状況によってどれが有用かは変わりますが、誰がどの職業を選ぶかは心理戦的要素です。
ライフスタイル
2023/02/01
【どんなゲームなの?】
ダイスゲームです。サイコロ振りでカードを獲得、獲得したカードが勝利点になる。そういうゲームです。
自分の番になったら次の3つのどれかをします。
・場札の列(最大3枚)を取る
・場札のカード1枚を取る
・取ったカードをサイコロで、「本当の意味での獲得札」にする
手番で取ったカードはとりあず手元に置かれます。そして、のちにサイコロ振りにて「本当の意味での獲得札」にします。このようにしないと勝利点にはなりません。
だから手順としてはとりあえず場札を手元へ。それを次以降の手番でサイコロチャレンジ。チャレンジがうまくいくと「本当の意味での獲得」になります。
カードには、「いくつサイコロを振るか」と「獲得のため求められる出目」が書いてあります。だからとにかく出目が大きければ良いのです。そして価値あるカードは大体、求められる出目が大きく、取得難易度高めですね。
プレイヤーを補助するのは、「スポーツカード」と黒チップです。
スポーツは通常のカード群に混じっています。獲得すれば「ダイス1個を1回振り直しできる」のような、特典が定められているので取得できてればとても重宝します。特に序盤には欲しいです。
そして黒チップ。これを払えばダイス1個を1回振りなおせます。また、サイコロチャレンジに失敗すれば1枚の黒チップがもらえます。黒チップを払いさえすればいくらでもドンドン振り直せるので黒チップを使うタイミングをはかりましょう。
取得されるカードですが、1枚1枚価値が決まっているカードや、セットで価値になるカードなどいろいろあります。
【面白さのポイント】
どのカードが欲しいかの狙い目を考えるのが楽しいですね。ここはカードのめくり運もあるのでどれが絶対的に取るべきかは毎回毎回変わるでしょう。
手元にカードを溜めれば一気にカード取得できますが、難易度も上がります。どの程度手元に溜めるかも思案のしどころです。スポーツがあれば有利ですがスポーツ自体には勝利点がないですしね。いったいどのカードを狙えばいいんだ……。
サイコロ運に翻弄されるところも楽しいし、振り直しの黒チップは伝家の宝刀なので、せっかく使ったからには成果を出したい、2枚も3枚も使えば、「負けました、スりました、では済まされない!」との思いが強くなり、これは泥沼ですね。ゲームであればこそ泥沼に浸るのもまた良しと思います。