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カードの迷宮

2016/05/05

English rulebook is available.
https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmZ2pLWmF3TzI3S0E/view?usp=sharing



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カードの迷宮、ボックス表面。

イベント価格:1200円
ショップ価格:1600円
プレイ人数:2~4人
推奨年齢:8歳以上
プレイ時間:15分程度

カードの迷宮とは・・・・
とても奇妙な地下迷宮、「カードの迷宮」。この地下迷宮は不思議な仕掛けがあります。それは後戻りができない・・・・という仕掛けなのです。カードの迷宮を探検し財宝をよりたくさん拾いましょう。もっとも富を得たプレイヤーがラウンドで勝利できるでしょう。2ラウンドを取ればゲームに勝利となります。

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このカードが迷宮カードです。カードの迷宮は地下6階まであります。迷宮カードにはその階層に落ちている財宝が描かれています。

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探検カード。表面の色と裏面の色が対応しています。探検カードをプレイするときは裏向きでプレイするのですが、誰がどの程度プレイしているか分かるようにするために表と裏の色が対応している訳です。

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ゲームの準備段階で縦一列に迷宮カードが並べられます。カードの迷宮は地下6階なのです。1枚だけ表向けられてる方が浅い階層・第一階層となります。そして潜れば潜るほど地下の階層が深くなっていくのです。



プレイヤーは手番では次の2つのアクションのうちいずれかを実行します。実行し終わったら手番が終わりになり、左隣の人の手番になります。

A.補充

B.プレイ



A.補充の場合、自分の山札からカード1枚を補充し手札に加えます。

B.プレイの場合。縦一列に並んだ迷宮カードに対して裏向きで探検カードをプレイします。ここでプレイした探検カードの数値が大きければ迷宮のお宝を獲得できる可能性が高いです。

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ラウンド中盤から終盤にかけての様子。迷宮カードに対して探検カードをプレイするのですが、このように、探検したい階層のすぐ隣に探検カードを少しずらして重ねて置きます。例えば、緑で囲った迷宮カードに対してプレイされている探検カードはオレンジで囲った部分に置かれている探検カードです。「9」の迷宮カードには黄色プレイヤーがプレイしていないことが分かります。

しかし!浅い階層から深い階層へと進んでいくべきなのです。なぜなら・・・・この迷宮は「後戻りできない迷宮」だからです。例えば、地下3階に自分の探検カードをプレイしたとします。するともう、地下1階と地下2階には探検カードをプレイできなくなってしまうのです。

さらに、さらに!この迷宮探検では勇敢な者に対する称賛が示されるでしょう。つまり、ある階層にもっとも早く到達した者には「一番手ボーナス」が与えられるのです。一番手ボーナスとは、その一番手の探検カードの数値に「+2」のアドバンテージを加えるのです。

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赤プレイヤーは第一~第六のいずれの階層にも探検カードのプレイが可能です。しかし青プレイヤーは第二階層まで進んでしまったので後戻りができず、以後第一階層への探検カードプレイが出来なくなります。さらに黄プレイヤーは第三階層まで進んでしまったので第一、第二階層への探検カードプレイが出来なくなります。

一番手ボーナスは、第一階層では赤プレイヤーに与えられます。第二階層では青プレイヤーに与えられます。第三階層では黄プレイヤーに与えられます。



全プレイヤーの手札も山札も尽きればラウンドが終了になります。このとき迷宮カードにプレイされた探検カードが明らかにされます。

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表向けられた探検カード。探検カード表面には数字が書かれています。この数字合計プラス一番手ボーナスで、誰がその階層を制覇したか競います。

最も階層を探検したプレイヤーがその階層の財宝を獲得します。そして、カードの迷宮全体で、最も富を得たプレイヤーがそのラウンドに勝利するのです。2ラウンド勝利できれば、ゲームに勝利となるでしょう。

じっくり手札を増やす補充アクションを重視するか、電光石火の一番手ボーナスを取り優位に進めるか、それともバランスか・・・・?さらにカードの引き運、めくり運。とてもコンパクトなカードゲームですが、シンプルなルールの中に詰め込まれたジレンマからゲームの楽しい時間を得られるでしょう。

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縦一列に並んだ地下迷宮・カードの迷宮と、各階層を探検するために並べられたプレイヤーの探検カード。探検カードは迷宮カード横に少しずらして重ねて置かれます。こうすることで、どのカードがより早いかを判断できるでしょう。

カードの迷宮、4人プレイについて
カードの迷宮4人プレイはチーム戦です!1チーム2名です。よくよく考えてみると、ガーデンゲームズ作品でチーム戦というのは初ですね。

カードの迷宮のチーム戦は向かい合わせに座った2人が1つのチームに属します。つまりあるプレイヤーの両隣りのプレイヤーは敵チーム、ということです。基本的なルールは2・3人プレイと変わりありませんが、チーム戦ならではのルールがあります。

まず、チーム戦なので探検カードの山札を共有します。つまり第3の色の探検カードは使わないのです。

あるチームが、例えば地下4階に至ったとします。するとそのチームに属するプレイヤーは地下1~3階には行けなくなります。後戻りできない、というルールが、個人単位ではなくチーム単位で適応されるのです。

獲得する財宝もチーム単位です。個人単位で勝利、というのはないのです。

そしてチームメイトと相談ができます!相談はできるのですが、自分の持っているカードの数値を明示するのは禁止です。この禁止というルールを守った上での相談になります。チームメイトとうまく意思疎通が図れれば勝利に近づくことでしょう!



カードの迷宮の説明書を公開中です!(pdfファイルです)
https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmNnNQZENpeV9hRFk/view?usp=sharing

ルールのQ&A 説明書の分かりにくい部分 など



浅く潜れ でのカードの迷宮紹介記事
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-671.html

ボードゲーム大好き坊主 でのカードの迷宮紹介記事
http://kinako0503.blog.fc2.com/blog-entry-326.html

















04:22 カードの迷宮 | コメント(0) | トラックバック(0)

カードの迷宮 遊び方説明書

2016/05/04
この記事から【カードの迷宮】の遊び方説明書にリンクを張ります。

カードの迷宮・遊び方説明書

この説明書はもともとワードで書いたものなのですが、それをpdfファイルに変換しました。もちろん、印刷会社に入稿するバージョンのものはアドビのイラストレーターで書くのです。イラストレーターのファイルですと重いのでワード→pdf変換を公開いたします。見た目は貧相なバージョンですが、軽いですし、ルールの内容そのものは違いがありませんのでこれで十分かと思います。

ルールの疑問点などありましたらお気軽にガーデンゲームズまでお問い合わせください。
04:41 カードの迷宮 | コメント(0) | トラックバック(0)

The Labyrinth of Cards English rulebook

2016/05/03
The Labyrinth of Cards
Players: 2-4
Age: 8+
Playing Time: 15 min
Game design: Kashio Tadahide


Welcome to the labyrinth of cards! Explore this strange labyrinth made of cards to gain more treasures!

Play the Adventure cards effectively to explore the labyrinth of cards and acquire treasures. You can win in the round by gaining the most treasures among all the players, and win the game by winning in 2 rounds.

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English rulebook is available.
https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmZ2pLWmF3TzI3S0E/view?usp=sharing

04:13 カードの迷宮 | コメント(0) | トラックバック(0)

カードの迷宮 ルールのQ&A 説明書の分かりにくい部分 など

2016/05/02
カードの迷宮のルールで、分かりにくい部分、おかしい部分、誤字脱字などありましたらメールなどでお知らせください(このブログのメールフォームをご利用ください)。



ルールのQ&A


Q1:4人プレイ時で、あるラウンドが終わって次ラウンドに移りますが、新ラウンドは誰がスタートプレイヤーなのですか?

A1:前ラウンドで負けたチームの一方がスタートプレイヤーです。いずれをスタートプレイヤーにするかは、手札を見た上で話し合って決めてください。


Q2:4人プレイ時で、山札・手札がともに無くなりましたがラウンドが終わりでしょうか?

A2:全プレイヤーの、全山札・全手札が完全に尽きたらラウンドが終わりになります。4人プレイ時にチームの片方のプレイヤーばかりが極端に補充をしてしまうとカードの保持枚数にチーム内で差が生じることがありえます。そういったケースで、片方のプレイヤーだけが山札・手札が無いとなるとそのプレイヤーはラウンドが終わるまで「パス」ということになるでしょう。


Q3:ゲームの途中で誰の順番か分からなくなってしまいます・・・・。

A3:各プレイヤーが他プレイヤーの動きをしっかり見てれば誰の順番か分からなくなることはありません。が、遊ぶ人たちはもちろん人間ですから気が抜けてしまう瞬間もあるでしょう。それに対する注意喚起も兼ねて、自分の手番が終わった時に
「どうぞ」
と、左隣のプレイヤーに言うようにしてください。
04:24 カードの迷宮 | コメント(0) | トラックバック(0)

カードの迷宮を楽しむコツ

2016/05/01
カードの迷宮を十分に楽しむコツ、というのがあります。

それは【カードの内訳を理解すること】です!

カードは、探検カード、迷宮カードの2種類があります。プレイ時間はあまりかかりませんので、カードを全て表向けて、どんなカードがゲームに含まれているのか理解してもらいましょう。理解してやるのと理解せずにやるのとで、ゲームの面白さが全然違います!

この、カードの迷宮をこれから楽しもうと思う皆さんは、初心者と遊ぶ時は事前にカードの内訳を公開しておきましょう。
04:49 カードの迷宮 | コメント(0) | トラックバック(0)

カードの迷宮、デザイナーズノート

2016/04/30

※この記事は、Board Game Design Advent Calendar 2015年12月3日の記事として書かれました。


そもそもデザイナーズノートに何を書くものなのか、どのようなものなのか、正直、あまり理解していないかもしれません。今回ここでは、デザイナーズノート、ということでカードの迷宮がどういった過程を経て作られたかを書いていこうと思います。ボードゲーム、カードゲームに興味のある人、ボードゲーム、カードゲームをデザインしたい人の参考になれば幸いです。

・まずはここから始まった
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このメモは、カードの迷宮の基礎的アイディアが書かれたメモの中で最も古いものです。私はゲームのアイディアが浮かぶととにかく書く!ということを大事にしています。どんなに素晴らしいアイディアでも忘れてしまってはどうしようもないです。このメモのように紙の形で残すかパソコン上のメモ帳に記録するかを出来るだけ早くする。そして浮かんだアイディアを現実化するために、必要なルールを(単にアイディアの核心部だけでなく)できるだけ詳細に書きとめることも大事です。単なるアイディアの核心だけでは、インスピレーションが去った後に見返してみても意味不明になってしまうかもしれないのです。

このメモは私の直筆ですが、私は字を丁寧にゆっくり書いても下手だけど、早く書くとなおさら汚くなってしまいます。せめて自分だけは読める程度には綺麗に書きたいものです。

さて、このメモに書かれている内容を書き起こしてみましょう。

ル・トゥルック改 カードのどうくつ

手番アクション・・・
turn 場札をめくる

draw 引く

play 置く
4 5 6 7 8 9
⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩  得点札 伏せられている

金は1~5程度

最初は「5」~「9」に置けるが
一旦「6」に置くと「6」以上しか置けなくなる。
一旦「7」に置くと「7」以上しか置けなくなる。

同点タイブレイクは、先置き有利。
先置きは得点札に少しかさねて置く。
得点はメモに記録。
一定得点でゲームオーバーフラグ
得点の高い方の勝ち
トルトラレル式で3人、4人も可能


ル・トゥルックとは・・・・ル・トゥルックとは私が草場純さんから教えてもらった2人対戦ブラフトランプゲームです。
詳細は、
http://boardgameland.blog31.fc2.com/blog-entry-970.html
を参照されたし。

ル・トゥルックは2人対戦ゲームで、お互い1枚1枚札を出し合い、そのぶつかった札と札の戦いで勝てれば一本取ったことになるのです。そして二本取れればそのラウンドに勝利、となります。

このル・トゥルックは、私はとても好きなトランプゲームで、このようなシンプルで相手の腹を探り合うような、そしてブラフなゲームを作りたいと前々から思っていました。

このル・トゥルックの影響は大きく、このメモの段階から「後戻りできない迷宮」というアイディアの基本が出来ていたことが分かります。

ル・トゥルックでは、得点カード(迷宮カード)はなく、お互いに1枚の札を出す、あるいは降りる(勝負を捨てる)ということができ、1枚のカードと1枚のカードが戦います。そのカードだけでなく、そういった一つ一つの戦いが3回行われます。

ここです!この、お互いが札を1枚1枚出し合い、それを3回繰り返す。こここそカードの迷宮の原点です。

もちろんル・トゥルックとカードの迷宮は違う部分もあれば同じ部分もあります。比較してみましょう。

ル・トゥルック:段々奥へ
カードの迷宮:段々奥へ

ル・トゥルック:迷宮カードが無い
カードの迷宮:迷宮カードがある

ル・トゥルック:1段階に1枚
カードの迷宮:1段階に任意の枚数

ル・トゥルック:勝てばダブリングキューブで示された得点
カードの迷宮:階層で勝てば財宝(得点)。得点が多い方がラウンドを取る



ル・トゥルックとカードの迷宮は共通点がありますが、そのまんまではないです。奥に進むという部分を維持しつつ多くの部分で手を加えて別ゲームになるように、(カードの迷宮が)トランプで再現できないように工夫されています。

このメモの段階では、勝利条件、終了条件があまり明瞭ではありませんでした。

「一定得点でゲームオーバーフラグ 得点の高い方の勝ち」

このように書かれています。当初は、迷宮カードに書かれていた数値が累積していってそれが一定以上溜まればその人の勝ちでゲームの決着が付く、となってました。

このゲームのタイトル(コードネーム)ですが、「ル・トゥルック改」となってます。奥へ奥へと行く様子が洞窟探検のようで、「ル・トゥルック改」改め「カードの洞窟」というタイトルが付け直されています。

もちろん、結局のところ、「カードの洞窟」という案もボツになります。と言いますのは、「トレカの洞窟」という名のお店があることが分かったからです。でもカードの洞窟がボツになって良かったですね。カードの迷宮というタイトルを今ではとても気に入ってます。

このメモを忠実になぞると、得点カード(迷宮カード)がだんだん大きくなるように、そのように書かれています。しかし実際にはこの得点カードはよく混ぜられるので毎回同じパターンにならないように改良が加えられました。

・カードの洞窟7月11日案
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できあがった叩き台に手を加えていつの段階で説明書を書くべきでしょう?私の場合はどんな初期でもまずは文章で表現します。この作業を後回しにはしません。いずれはキチンと書かねばならないのです。面倒がらずに最初の方でやってしまった方が後々楽ですし、ルールに対する例外規則などもこの文面に書かれるので、テストプレイの最中にどんなことが起こってもマニュアルに沿って対応することになります。

さて、この7月11日案ですが、タイトルが「カードの洞窟」になっていますが、赤ボールペンで「洞窟探検」「カードの迷宮」と書かれています。この段階でようやくキチンとしたタイトルの案が登場します。

この案では、プレイヤーが出来るアクションは3つ(!)ありました。

A:探検カードを引く(補充)
B:探検カードをプレイする
C:洞窟カードをめくる

さらに、この7月11日案には走り書きで、
「洞窟一番手ボーナス:探検ポイントをプラス1上乗せする」
と書かれています。この、一番手ボーナスは重要なルールですが当初案は「2点」ではなく「1点」であり、さらに言うならこの11日案が書かれた段階では一番手ボーナスはルール化されてなかったんですね。

また、ゲーム終了条件も現状とは異なり「60点先取」となってました。この部分はル・トゥルックの影響下にあった部分です。

今から思えば完成度の低い7月11日案ですがこの案からそのまま引き継がれた部分は少なくなく、例えば、2・3人プレイ時は個人戦、4人プレイ時はチーム戦というのはこの段階から既に存在していました。

・7月11日案でテストプレイをしてみて
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そしてこの7月11日案に沿って、ひろむちゃん、ゆっきーとテストプレイが行われました。
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-828.html
(このブログ記事の「M」というのがカードの迷宮のことです)

ガーデンゲームズのテストプレイはなかなか厳しいと思います。一応私がテストプレイのチームのリーダー(のつもり)ですが、リーダーとか上下関係とは、そんなもんは全然無く、とにかくテストプレイしてダメな部分に関してはどんどん意見が出ます。その意見をまとめたメモが上の写真です。

上の写真に書かれた主要なポイントを書き起こします。

Cアクション(注釈:洞窟カードをめくる)にメリットがない
先行者にメリットがない?

Bアクション(注釈:探検カードプレイ)Cアクションを統合する

迷宮



このテストプレイを経て手番アクションが3種類から2種類に減ることになりました。またゲームタイトルがようやく定まったのがこのときのテストプレイでした。

・7月27日案
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直前のテストプレイ(11日案)を経て書かれたのがこの27日案です。この27日案は実はかなり完成度の高いバージョンです。現行案と比べて異なる部分がとても少ないのです。もちろんタイトルもキチンと「カードの迷宮」になっています。

この27日案では一番手ボーナスは「1点」になっています。この部分は後のテストプレイの結果、「2点」に修正されます。一番手ボーナスが1点ではうま味が少ないというテストプレイヤーの意見でした。

・ゲームのアートワーク
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アートワークはガーデンゲームズの弱点なのですが、それはアートワークを私自身でやっているせいでしょう。
(例外:アムステルダムの運河・新版。これのアートワークは長谷川登鯉氏)

今回のカードの迷宮もやはり私がアートワークを担いました。上の写真は入稿原稿を描く前の

「こんなイメージで良いかなぁ」

という下書きです。この下書きを結構忠実に踏襲しました。

完成品については下記URLをご覧ください。
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-899.html

・8月10日案(最終案?)
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プレイ時間計測が行われました。内容的には最終案とほぼ同一のものがこの8月10日案です。ここにさらに微妙な修正が加えられます。

喧嘩読みももちろん外部にお願いしました。

これで完璧!ではないのです。あとで、ルールの記述の荒い部分が発見され、
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-900.html
このように補足されるのです。この補足があれば、もうかなり完成度が高いと思われます。

このカードの迷宮のために、「7月11日案」と「7月27日案」と「8月10日案」の3つのバージョンのルールが書かれました。カードの迷宮はそれでも比較的短時間に仕上がったゲームだと思います。3つしかバージョンがないと言うのは当初案の「7月11日案」が出来が良かったためでしょう。

思いつき(アイディア)をメモに残し、早い段階から説明書を書き、テストプレイを繰り返し、その都度新バージョンの説明書を書く。こういった手順を繰り返すのが私にとってのゲーム創作なのです。文章を書く、説明書を書くという割合が高い創作の方法だと思います。
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