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皇帝なき帝国(新版)

2017/12/03

【申し訳ございません】皇帝なき帝国・新版説明書に誤記がありました。
2.ゲームの用具 の、勝利点チップですが、「5勝利点チップ」が正しくは6枚です。勝利点チップ枚数は全体で26枚です。
大変失礼いたしました。


English rulebook is available.
https://boardgamegeek.com/boardgame/172769/koutei-naki-teikoku


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皇帝なき帝国 ゲームデザイン:樫尾忠英 アートワーク:ことり寧子
2~4人用 10歳以上向け 所要時間 30~45分
イベント価格:3000円 ショップ価格:3500円

西暦1256年、実権も実力もない皇帝ヴィルヘルム・フォン・ホラントが戦没した。このことにより神聖ローマ帝国は主を失い、混迷と混沌の時代に突入する。大空位時代である。
プレイヤーが演じるのは、大空位時代の間、己の勢力を広げるべく権勢をふるい始めた大貴族=選帝侯です。今や「皇帝なき帝国」となった神聖ローマ帝国で勢力を伸ばし、来るべき新時代の覇者を目指しましょう。


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箱の裏面はこんな感じです。


A4ゲームボード - コピーs-
ボードはこんな感じです。13世紀の神聖ローマ帝国の地図です。

2012年春のゲムマでの初出展
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-51.html
このゲームのもとは、2012年春のゲームマーケット、当時のガーデンゲームズは初出展でしたが、その時の作品が「皇帝なき帝国」でした。

皇帝なき帝国(旧版)
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-2.html

皇帝なき帝国(旧版)と新版を比べるとルール上の違いはほとんどありません。しかし特筆すべきはそのアートワークです。新版では ことり寧子さん の素晴らしいイラストで飾ってもらいました。より深くゲームの世界に入り込めるでしょう!



このゲームではプレイヤーが持つ騎士タイルを盤上に配置していき神聖ローマ帝国の「都市」と「貴族」を取り合うゲームです。

手番では、

A.控えの間カード上の騎士タイルをボード上へ配置

B.手元の騎士タイルを控えの間カード上に移動する

C.手元の騎士タイルを裏向きのままボード上に配置


この、ABCの3つアクションから1つを行います。それで手番終了です。

盤上に置かれた都市を取るには騎士タイルの「数値」。
そして貴族を取るには騎士タイルの「枚数」。

数値、そして枚数が大事です。

都市からも貴族からも得点がもたらされます。都市を重視するか、貴族を重視するか、それともバランスを取るか、他プレイヤーの出方もうかがってベストな手を打ってください!



-プレイの様子-
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初期準備完了!

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中盤の攻防。

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ゲーム終盤。



コンポーネント(ゲーム用具)


ルール詳細

プレイレポート

ヴァリアント「直列陣形の戦い」(皇帝なき帝国・旧版向け記事)
旧版のための記事ですが、このヴァリアントは新版でも適用可能です。

「皇帝なき帝国」の時代背景



アートワークはぐうのね・ことり寧子さまにお世話になりました。
http://gu-none.daa.jp/

箱やボード等の印刷はいつもお世話になってる萬印堂さまのお世話になりました。
http://www.mnd.co.jp/

貴族チップ(円形の色付きチップ)は銀河企画さまにお世話になりました。
http://comi.jp/
04:34 皇帝なき帝国(新版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国・新版、コンポーネント

2017/12/01
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箱です。

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箱の裏側。

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ボード。神聖ローマ帝国の版図が描かれてます。実際に13世紀にあった建物が描かれており、とってもカッコいいボードです。

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騎士タイル。ボード上に騎士タイルを展開しましょう。これを置くことがゲームそのもので、巧みに都市や貴族に影響力を及ぼすことで支配下に置いてください。

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控えの間カード。「手元」の騎士をこのカード上に移します。その後、控えの間カードからボード上に登場させるのです。

手元=山札
控えの間カード=手札

このように考えるとイメージしやすいです。

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都市チップ。

双頭の鷲は「自由都市」。貴族はいますが都市自体は無得点な場所です。

都市チップに書かれている数字がそのまま得点になります。

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勝利点チップ。貴族チップがこのチップにより得点化されます。このチップと支配下の都市チップの数値を合わせたものが、そのプレイヤーの得点になります。

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皇帝なき帝国・新版、ついに揃う!

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2人でさっそくプレイ!悩ましい、見た目のインパクト強い!

ボードの色合いがわざと薄くなっている理由がよく分かります。騎士タイル、貴族チップの色彩の鮮やかさが際立っています。見ていて楽しい感じです。
04:44 皇帝なき帝国(新版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国・新版、ルール詳細

2017/12/01
≪皇帝なき帝国・新版説明書≫
https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmMU9NR3VrclJuMHM/view

【申し訳ございません】皇帝なき帝国・新版説明書に誤記がありました。
2.ゲームの用具 の、勝利点チップですが、「5勝利点チップ」が正しくは6枚です。勝利点チップ枚数は全体で26枚です。
大変失礼いたしました。



≪ルールのあらまし≫

皇帝なき帝国」は中世ドイツを舞台に、都市、貴族を支配下に治め得点の高さを競う、ジャンル的には陣取りゲームです。

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遊んでいる風景はこんな感じです。ボード上、円形チップは都市で、周囲に置かれている四角タイルは各プレイヤーの勢力=手下の騎士を表すタイルです。

≪隣接について≫
皇帝なき帝国図1
まず、このゲームにおける「隣接」について説明します。このゲームで隣接と言うときは縦横方向“だけ”が隣のマスであり、斜めは隣接扱いはしない、のです。

≪手番の行動≫
プレイヤーは手番になったら、

A.控えの間カード上の騎士タイルをボード上へ配置

B.手元の騎士タイルを控えの間カード上に移動する

C.手元の騎士タイルを裏向きのままボード上に配置(緊急派兵)


この、ABCの3つアクションから1つを行います。それで手番終了です。

Bアクションで
「手元」 → 「控えの間カードの上」
に騎士タイルが移されます。

Aアクションで
「控えの間カード」 → 「ボード上」
に騎士タイルが移されます。

Cアクションで
「手元」 → 「ボード上」
に騎士タイルが移されます。

大体の場合は、プレイヤーはAアクション、もしくはBアクションをします。そしてごくまれにCアクションが選択されるでしょう。

(Cアクションには重大な欠点があるためなかなか選択しにくいのです)

≪都市を支配せよ、貴族を手下にせよ≫
とにもかくにも、手番をやれば騎士タイルたちがボード上に現れる、もしくは控えの間カード上に登場します。

実際にゲーム上で活躍しているのはボード上に騎士たちです。この騎士の働きをより効率的にすることが、このゲームにおける賢いプレイです。

騎士タイルが都市と隣り合います。すると都市に影響力を及ぼすようになります。この騎士の数値をお互いが比較し、より優っている方が都市の支配者になります。

都市の支配権争いは数値比べ!

また、同色の騎士タイルは隣り合って置くことで「軍団」を形成します。

軍団は、騎士タイルに書かれている数値の合計値を「軍団の数値」として共有するのです。したがって、上手に軍団を形成することがこのゲームのポイントと言えるでしょう。

また、透明な貴族チップを取るためには、騎士タイルの数値ではなく“枚数”が重要です。

貴族を手下にするには枚数比べ!
皇帝なき帝国図2
黄色プレイヤーの軍団は5ポイントの武力ポイントを有しています(3+2)。
軍団は3枚までという上限があります。したがって、黄色い×が描かれているマスには黄色の騎士タイルは配置禁止です。

また、ハンブルク(5点の都市チップが置かれています)の隣のマスは3マスですが、そのうち2マスを青プレイヤーが騎士タイル配置してるためハンブルクの貴族は青プレイヤーが取ります。

裏向きの黄色タイルはCアクション(緊急派兵)の結果です。Aアクションでボード上に騎士タイルを置く時は表向きでタイルを置けます。しかし、Cアクションで騎士タイルを置くときは裏向きにせねばなりません。この裏向きは武力ポイント「0」扱いになってしまいます。
(しかし貴族チップを取る場合にはCアクションは有用な場合があります)

≪都市の支配権の例≫
皇帝なき帝国図3
ケルン(7点の都市チップが置かれています)のすぐ北に武力ポイント2の赤軍団がいました。ケルンのすぐ東には武力ポイント1の青騎士タイルがありました。ケルンのすぐ南に武力ポイント3の赤軍団がいました。ケルンのすぐ西に武力ポイント4の黄軍団がいました。合わせて5の武力ポイントを持つ赤プレイヤーがケルンの支配者です。

≪貴族からの得点≫
皇帝なき帝国図4
都市はチップに書かれている数値がそのまま得点になりますが、貴族チップの場合は持っている枚数をプレイヤー間で比較し順位が優っている方により得点が入ります。その得点表が上の図です。

「独占」は難しいです。比較的簡単に独占できるのは3枚だけの青貴族チップです。このゲームの貴族チップのうち、色別に見て“完全”に集めた場合、この表の独占の得点が入ります。

≪ゲームの終わり≫
全プレイヤーの手元も控えの間カード上にも騎士タイルがなくなったらゲーム終了です。獲得した貴族チップを順位に応じて得点化し、都市の支配者を確定し、獲得した勝利点を比べてより優っている方がゲームに勝利します。

≪まとめ≫
プレイヤーは中世ドイツの大貴族です。手下の騎士を効率よくボード上に置き、軍団を形成しましょう。騎士タイルと隣にある都市や貴族チップを効率よく獲得しましょう。最も得点を稼いでドイツ王、神聖ローマ皇帝を目指しましょう!

03:38 皇帝なき帝国(新版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国、対戦レポート

2017/11/30
2017年11月。皇帝なき帝国のデザイナー・樫尾とひろむちゃんが皇帝なき帝国で勝負しました!

皇帝なき帝国のルールの詳しくは こちら をご覧ください。

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初期配置。


印象としてはケルン、ニュルンベルク、シュトラスブルクが得点4点なのがインパクト強い。4は都市の得点としては最も低いので今回のマップだと中央部は得点が薄く、外縁部でバトルがアツくなるのでは、と予想。

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ゲーム序盤。黒は俺、赤はひろむちゃん。当初の見立て通り二人とも中央部よりも外側から騎士タイルを展開させている。都市の得点8点のパッサウはまだ手付かずだが……。


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やっぱりパッサウ=8点を逃すはずもなく。お互いパッサウを支配せんと騎士タイルを配置していく。よく見るとパッサウにいる貴族は青貴族。

貴族は赤、黄、青、紫の4色ある。紫は他の色の代用になるので固有の得点は決められてない。赤、黄、青は貴族チップ枚数が異なっており、多い赤は取れれば得点が高く、逆に枚数が少ない青貴族は得点が低くなっている。

得点の低い青貴族とは言え、数の少なさゆえに手軽に得点しやすいという利点もある。そこで、まず手を付けようと思われる青貴族。北部リューベックの青貴族もひろむちゃんに狙われている!

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青貴族争いでは、パッサウ、トリエステでは痛み分けだったがリューベックのリードで負けた……。でも赤、黄、の貴族争い、さらには都市の支配権争いのがあるのでめげてはいけない!

今のところ北部はひろむちゃん、南部は俺が支配できるか……?でも北部をくれてやるのはいかがなものか。北部には高得点の赤貴族がガッツリいるのだ。


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赤貴族争いではどうにも分が悪く、これはよろしくない。せめて黄貴族争いでは勝っておかないと……。

黄貴族でポイントなのは「双頭の鷲」マークの自由都市。自由都市は都市としてはゼロ点なのでとっても仕方ない。しかし貴族はいますよ、という場所。その自由都市が両方とも黄色であることは 何か を暗示しているのか??

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ゲーム終了時の盤面。

騎士のかたまり=軍団は3つまで、という制約がある。そのため俺はヴェネツィアには手を出しにくかった。プラハにも手出しができず。騎士タイル数がシビアなんだよなぁ。ともかく黄貴族では何とか勝てたか……?

(赤貴族、青貴族の取り合いではボロボロだったけどね……)


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樫尾黒軍団が取った貴族。む、紫がいない??


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ひろむ赤軍団が取った貴族はこちら。紫のうち1個は青に、もう1個は黄色につけられたので……貴族得点は樫尾黒軍団の完敗!


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樫尾黒軍団、28点!


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ひろむ赤軍団、61点!

ということで今回はひろむちゃん圧勝でした!

都市タイル(白地に黒数字)は互角の争いでしたが貴族をいかに巧みに取るかが今回の勝敗を分けました。それにしても樫尾黒軍団が頑張ってた黄貴族ですら紫の貴族の力を借りて、結果的に、ひろむちゃんが全貴族で圧倒するという……う~むむ、俺はなんでこんなに弱いんだぁぁ!

一応、騎士タイルの補充のタイミングでの運要素もなくはない。でもこのゲームは運要素が低めではあります。今回はやはり貴族争いが天王山だったと思います。

これをひっくり返すには思い切って都市に力点を置くか、もう少し都市・貴族のバランスを考え直すか、むむむ……。今後の課題です!

でも、このゲームはプレイ人数が変わると都市や貴族の取得容易度も変わってきます。人数によってプレイ感が変わる、都市チップ、貴族チップの初期配置でも重要ポイントが変わってくる、遊ぶたびに様相が変わってくるのもこのゲームの魅力です。

ぜひ、多くの方にこの皇帝なき帝国の世界を味わってほしいと思います!

05:57 皇帝なき帝国(新版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国の風景

2017/11/30
ぐうのね・ことり寧子さんに描いてもらったボード。
A4ゲームボード - コピーs-

このボードはとてもカッコよく、実際に中世ドイツ(神聖ローマ帝国)にあった建物ということで描いてもらいました!
実際にボードと画像検索結果を比較してみるといかに建物を意識して描かれたボードか、分かると思います。

アウグスブルク:
フュンフグラート塔

ヴェネツィア:
鐘楼とドゥカーレ宮殿

ケルン:
大聖堂

シュトラスブルク:
ストラスブール大聖堂

トリエステ:
ドゥイーノ城

ニュルンベルク:
カイザーブルク

パッサウ:
三つの河

ハンブルク:
街並み

プラハ:
聖ヴィート大聖堂

ミラノ:
サンタンブロージョ教会

ユトレヒト:
街並み

リューベック:
市庁舎

リヨン:
サン・ジャン大聖堂

ロストック:
街並み

ことり寧子さんの丁寧なお仕事、いかがでしたか。見た目が大幅にパワーアップした皇帝なき帝国、ぜひ多くの人に遊んでほしいと思っています。
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