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コンポーネントがすごいね!

2013/06/29
ひろむちゃんとゲームで遊んでもらいました。



ストライクと言うダイスゲームを遊んでもらいました。サイコロをシュッとアリーナ(箱です)に放り込む。出目が揃えばラッキーでサイコロを回収できる。もし出目が揃わなければ残念でした、でももう一投できます・・・・という感じのゲーム。

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出目が揃わなければ放り込んだサイコロも含めて丸損なので悔しく、次の一投の誘惑に駆られる・・・・そんなゲームです。やや運要素が強いかな?

これは数回遊びましたがひろむちゃんには勝てませんでした。



クニツィア先生のロンドを遊びました。

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ロンドは表面=青面、裏面=赤面と微妙に異なるゲームが楽しめるのでせっかくなので両方を遊んでみました。連勝。これは運要素があり、戦術的要素もややあり、ルールは少なく手軽に楽しめる好ゲーム、と思いました。



このロンドですが駒がすごいですね!プラスチック製の高級感のある駒で、駒を立てて置く駒ホルダーも専用のホルダーで高級感あります。すごくコンポーネントにこだわりぬいた、そんなゲームです。

ストライクもアリーナの見た目とか、中敷きとか、1の目が×の目になっている特殊賽とか・・・・これもコンポーネントが凝っています!



やはり高級感あるゲームは贅沢でいいですね!ひろむちゃん、また遊んでくださいね!
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関西ゲーム会、ドイツゲーム大賞編

2013/06/22
またもや関西に遊びに行きました。エデュワンさんの教室で遊んだのですが、メンバーは、私、ひろむちゃん、エデュワンさん、Yさんです。


私はいろいろゲームを作っておりますが、この日は「4人」ということもあり、貴重なテストプレイの機会になりました。


まず、次回の秋GM用に考えているボードゲームを遊んでもらいました。これはとても好評でした!


次に現在取り組んでいる、海賊がテーマのカードゲームのテストをしました。今回のテストでは、テスト用の用具はもちろん用意しました。しかし、用意と言うかなんというか。あり合わせの道具でのとりあえずのプレイです。しかし、これもとても好評でした!嬉しい!とてもやる気が出ます!

今回はあり合わせの道具だったのですが、今度はキチンとしたテスト用コンポーネントを作ろうと考えています。


次に皇帝なき帝国の「直列陣形の戦い」をテストしました。4人でのプレイです。この時は正直言って、テストプレイヤーの反応は良くなかったです。4人、という人数が問題では、と感じました。この変則ルールの紹介ページにも書きましたが、この変則ルールは少人数推奨、ということでよろしくお願いします。


最近はいろいろなゲームは発売されています。カルカソンヌ、パンデミック、ドミニオン、プエルトリコ……。
しかし、ことドイツゲームに限って言えば最も著名な作品はカタンの開拓者たち、ではないでしょうか。

このカタンですが、ひろむちゃんは、人数の関係でプレイの機会に恵まれませんでした。エデュワンさんとYさんは強引にも2人プレイに挑んだそうです。

ボードゲーム愛好家なのにカタンを未プレイとは残念!と思いましたので今回の機会となりました。

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荒野に数字チップを割り振る初歩的ミスの初期配置。

今回のカタンは、開拓地、都市、街道、盗賊などがプラスチック製です!いまどきのカタンはプラスチックなんですね……。盗賊の初期位置は砂漠ではなく荒れた山のようです。いろいろ用具に変更があります。

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プラスチック製盗賊駒は愛嬌があります。

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初期準備完了!白駒(俺ね)はちょっと目立たないのが利点。

このカタンは、交渉が重要で雰囲気的にワイワイガヤガヤ、和やかな感じです。結果的にも優勝できてとても楽しかったです。

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ゲーム終盤の様子。


さて、次のゲームはエルグランデです。カタン、エルグランデ、ともにドイツゲーム大賞受賞作の名作です。エルグランデは、エデュワンさん、Yさんが2度目、ひろむちゃんは初プレイです。

これは丁寧にインストしたこともあり、かなり時間がかかるゲームですね。でも抜群の面白さです!たまにはエルグランデしないとね!これも優勝できました。


今回はカタン、エルグランデという名作を存分に楽しめましたし、ガーデンゲームズのテストプレイもできました。内容的に盛りだくさんのゲーム会でした。

参加してくださった、エデュワンさん、Yさん、ひろむちゃんに感謝!です。

今回のゲーム会のことをブログの記事にしてもらいました。下記参照。

エデュワンさんの記事

ひろむちゃんの記事

ひろむちゃんの手作りケーキ、おいしかったです!本人はケーキの出来に不満そうでしたが、高みを目指すと現状に対して不満が多くなってしまうのかもしれませんね。自分自身はゲーム作りで、できるだけ面白いゲームを作ろうと頑張っているつもりです。安易な妥協をせずに精進します!
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皇帝なき帝国

2013/06/14
皇帝なき帝国 ゲームデザイン:樫尾忠英

2~4人用 10歳以上向け 所要時間 30~45分
題字:Birobomb 印刷:萬印堂
イベント価格:2000円 ショップ価格:2300円

西暦1256年、実権も実力もない皇帝ヴィルヘルム・フォン・ホラントが戦没した。このことにより神聖ローマ帝国は主を失い、混迷と混沌の時代に突入する。大空位時代である。
プレイヤーが演じるのは、大空位時代の間、己の勢力を広げるべく権勢をふるい始めた大貴族=選帝侯です。今や「皇帝なき帝国」となった神聖ローマ帝国で勢力を伸ばし、来るべき新時代の覇者を目指しましょう。

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箱です。

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箱の裏側です。

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ボードを広げました。


【ルールの概要】
このゲームで得点源になるのは『都市を支配すること』と『貴族チップを取ること』です。

プレイヤーは手番になったら、次の3つのアクションのうちどれか一つを実行します。

A.控えの間カード上の騎士タイルをボード上へ配置

B.手元の騎士タイルを控えの間カード上に移動する

C.手元の騎士タイルを裏向きのままボード上に配置


いずれかを実行したら手番が終了になります。

このゲームでは、「軍団」という考え方が登場します。軍団により、騎士の武力が増強され、より都市への支配力が増すのです。

一方、都市と異なり、貴族の取得のためには、騎士タイルの枚数が重要です。

都市攻略のため軍団形成に力を注ぐか?貴族を手下にするか?

ここがポイント1 【軍団】
騎士タイルはすぐ隣に置かれることで軍団を形成します。この軍団が持つ武力が都市の支配に求められるでしょう。しかし、軍団は最大で3枚の騎士タイルしか持てないという制限があるのです。

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ミラノ北の青い軍団とヴェネツィア北の赤い軍団はともに3つの騎士タイルから構成されています。
青軍団はミラノ、アウグスブルクに影響を与えており、赤軍団はヴェネツィア、パッサウ、トリエステに影響を与えています。


ここがポイント2 【貴族】
貴族の取得には武力が必要ではないのです。貴族取得に必要なのは騎士タイルの枚数。数値勝負の都市と枚数勝負の貴族。どちらに力点を置くか、そういう判断が求められます。

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都市の隣に置かれた騎士タイルの枚数で、貴族が誰に取られるか決まります。隣、と言ってもこのゲームにおける「隣接」は斜めは含まれませんので、青丸が描かれているマスに置かれた騎士タイル枚数で決まるのです。

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トリエステの場合。貴族を取るために求められるマスは2マスです(青丸のマス)。青と黄色が同数のため、トリエステの青貴族は誰にも取られずゲームから除外されます。


ここがポイント3 【自由都市】
自由都市は勝利点がゼロの都市、という扱いですが自由都市にも貴族がいるのです。ここを手を抜いて良いかどうかは状況次第でしょう。

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自由都市は勝利ポイントはゼロなので武力を投入する必要性はないですが、ミラノの赤貴族を積極的に取りに行くかどうかの判断がいります。


ここがポイント4 【裏向きの騎士タイル】
通常は騎士タイルは、表向きでボード上に配置されます。しかし、手元から直接的にボード上に騎士タイルの配置ができるのです!ただし、この場合は裏向きでの配置、ということになり、この場合は武力ポイントがゼロということになってしまうのです。これはつまり、準備を十分整えずに戦力が投入される、ということの表現なのです。

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ユトレヒトの黄貴族を取るのにはとても有効な役割を果たしている赤い裏向き騎士タイル。しかし武力ポイント的には全くの役立たずです。



騎士タイルのめくり運、相手プレイヤーの戦力を推測すること、そして的確な戦術的判断が勝利へとつながるでしょう。



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ゲームの初期配置。都市の価値と貴族チップはランダムに置かれて、いろいろな配置のゲームを楽しめます。


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ゲーム序盤の攻防。



ゲーム用具について簡単な紹介


ルールのQ&A 説明書の分かりにくい部分 など


ヴァリアント「直列陣形の戦い」


「皇帝なき帝国」の時代背景


ボードゲームナビで紹介される



紹介記事を書いてもらえました。

浅く潜れ!
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-477.html

雲上四季
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20120515

雲上四季「面白いボードゲーム百選(2012年版)」(53番目です)
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20121214

ジョーコ・デル・モンド
http://gioco.sytes.net/game_market2012.htm

植民地戦争
http://blog.goo.ne.jp/chiyakazuha/e/0458edd51e490d8aef1ee1c1b1114879

800画報アニメ観戦記
http://800.dou-jin.com/Entry/9/

はんなりボードゲーム
http://yuruhuwa875.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

ボードゲーム大好き坊主
http://kinako0503.blog.fc2.com/blog-entry-20.html

ボードゲームランド
http://boardgameland.blog31.fc2.com/blog-entry-625.html

ラウンドテーブル ブログ
http://yaplog.jp/d-roundtable/archive/9

BOARD GAME GEEK
https://boardgamegeek.com/boardgame/172769/koutei-naki-teikoku



萬印堂とボードゲームカプセルと
ドロッセルマイヤーズ・ラウンドテーブルで取扱中!

http://mnd.shop-pro.jp/?pid=43199962
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20:39 皇帝なき帝国(旧版) | コメント(2) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国、ゲーム用具

2013/06/13
「皇帝なき帝国」のゲーム用具(コンポーネント)です。

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ボード。A3サイズです。二つ折りです。神聖ローマ帝国(中世ドイツ)と近隣の都市が描かれています。


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騎士タイル。表面の色と裏面の色が対応しています。表面に書かれている数字は「武力ポイント」です。都市の支配者になるには武力ポイントが重要です。


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控えの間カード。大部分の騎士タイルはこのカードを経てボード上に登場するでしょう。


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貴族チップ。都市と並んで得点源となっているのがこの貴族です。


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勝利点マーカー。ボード外周部のスコアトラックで得点を記録します。


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都市タイル。書かれている数字は支配することで得られる勝利点です。一番数値の大きい都市は「8」の都市です。「9」の都市はありませんので注意してください。「自由都市」は勝利点がゼロの都市ですが、貴族チップは他の都市と同様に配置されています。


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説明書。説明書の誤字脱字、あるいは分かりにくい部分のQ&Aは下記URLをご覧ください。

http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-42.html
03:09 皇帝なき帝国(旧版) | コメント(0) | トラックバック(0)

新たなる皇帝なき帝国、直列陣形の戦い

2013/06/12
「直列陣形の戦い」とは新たなる皇帝なき帝国です。つまり皇帝なき帝国のヴァリアントルールです。

このヴァリアントルールを遊ぶことで、従来の皇帝なき帝国と比べて一味違うゲームを楽しむことができるでしょう。皇帝なき帝国の従来のルールは従来通り楽しめますし、新たな遊び方も楽しめる。幅が広がった皇帝なき帝国を楽しんでください!

重要な注意:推奨人数について
この、直列陣形の戦いですが、2~4人で楽しめますが、少人数が推奨です。


さて、このヴァリアントの変更部分ですが、皇帝なき帝国説明書の4~5ページに書かれている
「軍団の形成」
の部分が変更箇所です。

従来のルールでは軍団を構成する騎士タイル枚数は3枚まで、と決まっていました。この制限がなくなるのです!
その代わり、新たな制約が適用されます。それは、

軍団を形成するのは一直線上に並んだ騎士タイルのみ

という制限です。直列陣形の戦いでは、一直線上にしか騎士タイルを並べられないのです。

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このように一直線上なら、いくつでも騎士タイルを連ねることが可能です。リヨン、アウグスブルク、パッサウ、ミラノ、ヴェネツィア、トリエステに影響力を及ぼす強力陣形の完成!武力ポイントは驚異の「8ポイント」です!


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横列だけでなく縦列でもOK!


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緑の○が置ける場所です。赤の×は「L字型」陣形になるので配置不可。青の×は「T字型」陣形になるので配置不可です。

○も×も描かれていない空きマスはもちろん配置可能です。配置可能ですが、軍団として繋がっているということにはなりません。

このように並んだ、一直線上の連なる騎士タイルの武力ポイントの合計値は全て、軍団として共有されるのです。



変更点はこれだけです!ゲームの進行方法や貴族の取得の方法、都市に対して武力ポイントで誰が都市を取るかを決定するなど、この記事で言及のない部分では通常通りのルールが適用されます。

皇帝なき帝国をお持ちの皆様、是非この新たなる戦いに挑んでください!

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直列陣形の戦いを2人プレイで遊んでいるときの様子。

迅速に自陣を伸ばすことの重要性、迅速に敵陣を阻むことの重要性があり、従来ルールと比べて「緊急派兵」アクションが行われることが多くなるのでは、と思います。
12:56 皇帝なき帝国(旧版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国 ルールのまずい記述

2013/06/11
ゲームマーケットでは多くの方に皇帝なき帝国を買っていただき、本当にありがとうございました。

今、改めて皇帝なき帝国のルールを読んでみると・・・・まずい記述、誤解を招きかねない記述などもあります。
文章を書くって、本当に難しいです。
もう皇帝なき帝国は売ってしまった分もありますが、まずい記述に気づいたら、

http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-42.html

にて訂正・修正していくつもりです。
既にいくつかの訂正・修正事項があります。

皇帝なき帝国を買ってくださった方、説明書を読まれる方は上記URLの「Q&A」も併せてご覧ください。

よろしくお願いします。
03:42 皇帝なき帝国(旧版) | コメント(0) | トラックバック(0)

皇帝なき帝国 ルールのQ&A 説明書の分かりにくい部分 など

2013/06/10
皇帝なき帝国のルールで、分かりにくい部分、おかしい部分、誤字脱字などありましたらメールなどでお知らせください(このブログのメールフォームをご利用ください)。



皇帝なき帝国、ルールの修正

5ページ一番最初の行
修正前
軍団の形成と貴族駒取得の例

修正後
軍団の形成と貴族チップ取得の例

・・・・

8ページ「武力ポイント同点のとき」の項
修正前
同点の時は、持っている貴族駒の数が多い方が勝者となります。

修正後
同点の時は、持っている貴族チップ枚数が多い方が勝者となります。



ルールのQ&A


Q1.「9」の都市タイルはありませんよね?

A1.「6」の都市タイルはありますが、「9」の都市タイルはありません。都市タイルで最も勝利点の大きいものは「8」です。


Q2.B.「補充」のアクションをすることで、Aのアクションで選択できる騎士タイルが増えますか?

A2.Aのアクションは「控えの間カード上の騎士タイル1枚」をボード上に配置することです。
Bのアクションをしても、Aのアクションで選択できる騎士タイルは増えません。
Bのアクションで増えるのは、Aのアクションをするときの選択肢となる騎士タイルです。


Q3.控えの間カード上には何枚の騎士タイルを置けますか?

A3.控えの間カード上に置ける騎士タイル枚数に制限はありません。


Q4.ゲーム終了時に、異なる2人のプレイヤーが紫の貴族チップを取る場合、どういう順番で紫貴族の色の決定をするのでしょうか?

A4.同じタイミングで2枚の紫の貴族チップが異なるプレイヤーに取られる場合は、その時点で赤貴族を多く持つプレイヤーから色の決定をします。赤貴族が同数ならば黄貴族を多く持つプレイヤーから、黄貴族も同数ならば青貴族を多く持つプレイヤーから、という感じで色の決定をしてください。

貴族チップが完全に同数ならば、プレイ順が早い順で色の決定をするようにしてください。


Q5.赤貴族を独占できました。赤貴族から45点を得られますか?

A5.その場合は45点ではなく「30点」です。独占ボーナスが得られる場合は順位の得点は入らなくなります。


Q6.都市の支配者を決める時、周囲に裏向きの騎士タイルしかない場合誰が都市をとるのでしょうか?

A6.都市の支配者を決めるのはあくまで「武力ポイント」です。都市と隣接する全ての騎士タイルあるいは軍団の武力ポイントがゼロ(つまり都市に隣接する軍団を構成する騎士タイル全てが裏向きで配置されている)ならば、その都市は誰にも支配されることはありません。
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「皇帝なき帝国」の時代背景

2013/06/09
「神聖でもなければローマ的でもなくそもそも、帝国ですらない」(ヴォルテール)



神聖ローマ帝国とは、中世のドイツあたりにあった国です。ローマ帝国だからイタリアでは?と思われるかもしれませんが、このゲームの舞台はドイツなんです。ドイツなのになぜローマ??

古代ローマ帝国の権威を受け継ぐ(と自称する)国だからなのです。

神聖ローマ帝国で一番の権力者は ドイツ王 です。ドイツ王が神聖ローマ皇帝を兼ねるのですが必ずしもそうとも限らない、らしいです。


大空位時代はドイツ王が不在、というわけではなく王権が不安定だった時代のようです。

大空位時代の前の時代ではホーエンシュタウフェン家がドイツ王家でした。しかしコンラート4世の死後、ホーエンシュタウフェン家の人たちがドイツ王位を継ぐことはなく、神聖ローマ帝国は大空位時代を迎えるのです。

その後、ヴィルヘルム・フォン・ホラント(ウィレム2世)がドイツ王になりますが、彼も戦争の末 死に、名実とも「大空位時代」になるのです。

大空位時代の間、選帝侯など大貴族が勢力を伸ばすことになります。

この時代の貴族諸侯の勢力争いこそ「皇帝なき帝国」のテーマなのです。


1273年、帝国の有力な貴族たちは、ルドルフ・フォン・ハプスブルクをドイツ王に擁立します。
ルドルフを傀儡として御しやすい弱小な人物、と見ていたからです。
しかし貴族たちの意に反してルドルフは有能で、帝国は安定してくるのです。こうしてルドルフの即位により大空位時代は終わりとなるのです。

また、ルドルフの即位はハプスブルク家がドイツに対して大きな影響力を持つようになる契機となるのです。
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温泉ゲーム会

2013/06/08
妙高高原に行ってきました。

妙高高原は新潟県にあるスキー、温泉の観光地です。この季節ですから当然スキーはなく。温泉です。ついでにカードゲームなど、わずかですがゲームも持っていき遊びました。

まず遊んだのが天九牌です。3人で楽しめるルールと言うと、「ダンシングドラゴン」と「傾釘」でしょうか。天九牌は4人で遊ぶ長天や牌九が面白いらしい・・・・のですが4人と言う人数がなかなか揃わない環境なのです。

ダンシングドラゴンと傾釘は手軽で面白く、簡単で、やや運の要素が強いかもしれませんが、少し考えどころもある良いゲーム、という印象でとても好評でした。

次に遊んだのが久しぶりのニムトです。本当に久しぶりですね。なんだか懐かしいです。うちにあるニムトはかなり年季が入っていて、デッキの束を横から見ると手垢で茶色っぽくなっています。このゲームがおそらく一番たくさん遊んでいるでしょうね。このゲームも印象としては、さすが!です。これはカードゲームの名作ですね。簡単だし、作戦を考えるし、運の要素もあり、ゲーム展開はとてもドラマチック。あんまり遊びすぎると少し飽きるかもしれませんが、そういうゲームもしばらく寝かすことで復活しますね。

最後にカッツェンジャマーブルースを遊びました。このゲームはしばらく絶版で入手が難しかったと思いますが、「酔いどれ猫のブルース」というタイトルで復活しているようです。この酔いどれ猫のブルースは私はとても好きなゲームです。猫のイラスト、ネズミチップなど用具もとてもおしゃれでかわいいです。ゲームの方はと言うとちょっと渋い、ゲームに慣れた人向けなのかな、という印象です。一度、手札も完全公開状態でルール説明中心の模擬プレイがあるといいかも、と思いました。

今回は久しぶりの名作を楽しむことができてとても楽しかったです!
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王と枢機卿 と 酔いどれ猫のブルース。やや難しめのゲーム

2013/06/01
王と枢機卿という、シャハトの名作陣取りゲームがある。これはやや難易度の高いゲームだ。

酔いどれ猫のブルースという、クニツィアの競りゲームがある。これもやや難易度が高いような印象を持った。なんでだろう。

王と枢機卿の場合、カードを使って駒をボード上に置く。駒、と言っても修道院駒があり枢機卿駒もある。さらにカードも普通は色対応だが、同じ色の2枚を組み合わせてワイルドカード1枚、という使い方もある。

酔いどれ猫のブルースの場合、カードを使ってカードを競る。これはカードの交換であり、さらにカードは4枚組にすることでネズミチップに交換する役割もある。


一つのカード(用具)が複数の役割を持つゲームは、特にゲームに不慣れなプレイヤーには難しく思われるように感じる。
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