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NとM ゆっきーを迎えて

2015/07/27
早くも真夏、夏真っ盛りの関東地方です。先日はゆっきーに来てもらい、テストプレイなどをいたしました。

ゆっきーにはたびたび来てもらい、またゲームマーケット(ゲムマ)でも毎回お世話になってます。次回の秋ゲムマ(応募多数のようで抽選が行われそうです。確実に当たるなどと断言できる立場ではありません)は出展したいと思っており、その出展で久しぶりの新作を投入したい、と身内からせっつかれております。

急遽用意した新作候補が「N」と「M」です。このプロトタイプを遊んでみて、評価の良い方、感触の良い方を秋向け新作として投入しようと考えました。

そこでゆっきーの意見を聞けるような場を今回用意したのです。ゆっきーは毎回ゲムマで販売ブースを守ってくれているのですが今回は諸事情により欠席の予定です。いつもガーデンゲームズはイベントスペースにて試遊をできるようにしているのですが今回は試遊は無しになりそうです。

結論を書いてしまいましょう。Nの方は感触がいまいちでした。しかしMの方はとても良い感触でした。Mはゆっきーも交えて何度か遊びましたがゆっきーから改良に関する意見も出て、なかなか良い指摘だったので意見を汲み取り改良されたMのルールができました。これはかなり良い感じです。シンプルながらもじっくりジレンマ、短時間、ガーデンゲームズらしい作品です。秋のゲムマは抽選のようですがガーデンゲームズの新作にご期待ください。

さて、ゆっきーを交えてのゲーム会です。最初にローゼンベルクのパッチワークを遊びました。
6対マイナス2で僅差で勝利。

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こちらがゆっきーの盤面。

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俺の盤面。

ここで、この記事冒頭のNとMのテストプレイをしました。Mの方は結構楽しめました。なかなか良かった!

バルバロッサという粘土ゲームを遊びました。甘いな、ゆっきーもひろむちゃんも甘い。他プレイヤーに答えてもらう、ということをしっかり意識して粘土細工を作るべきなのです。これはみんなにしっかり当ててもらえて優勝です。

ランドルフのジレンマを遊びました。このゲームは「あんまりジレンマって感じじゃないね」というキビシイ指摘が。

ここでひろむちゃんが疲れて休みました。最近購入したザ・ゲームをゆっきーとやりました。全部で5枚残した段階で終了。10枚以下なので優秀成績は初です。

5本のキュウリを遊びました。2人でもしっかり楽しめて、シンプルでなかなか良いトリテです。マイナス6対マイナス4で敗北。

最後にMを再プレイ。23対16で勝利。勝ててうれしいし、面白く手応えありです。2人でもやり、3人でも問題なく遊べました。

この日はゆっきーと久しぶりに会ったこともあり、じっくり話をしました。話がたくさんできて良かったです。こういったゲームを通じた交流そのものが貴重に感じられました。

皆さまありがとうございます!ガーデンゲームズはこれからもまだまだ頑張ります!新作にご期待ください。
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ビッグショット

2015/07/01
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ビッグショット。

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ボードを広げました。

【どんなゲームなの?】
アレックス・ランドルフ作の競り陣取りボードゲームの名作です。

ボードの外周部のマスに4つずつ、色付きキューブが置かれています。このキューブは陣取りのための要素=戦力なのですが、これが競りにかけられるのです。あるマスには4色置かれ、またあるマスには3色、2色……。

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ゲームの準備完了!外周部マスには4つずつキューブが置かれている。

これは大前提なのですが、キューブの色はプレイヤーカラーです。しかしながら、外周部マスに置かれた駒を配置する権利は競りの落札者なのです。もちろん自分で自分の駒を置くことも大事です。しかし敵駒を巧みに置くことで自分のエリア、占有地をいい感じに増やせるのです!

まず、どの外周部マスが競りの対象になるかサイコロ振りで決められます。そして競りです。競りは順番に値段を付ける競りですが、一巡の競りではなく、グルグルグルグル降りるまで何回転でもします。競りで一人だけ残ったのならそのプレイヤーがマスに置かれているキューブをプレイエリアに配置するのです。

ここで重要なことが二つあります。

・プレイエリアの1マスに置ける駒は7駒が上限
・プレイエリア1マスでトップが複数いる場合は相殺になり全く無効になり権利が次点に移る

2つ目の方は「ハゲタカのえじき」式同点処理で、ここをうまく使うと
3対3対1
のように芸術的効率でマスを専有できるのです。この場合キューブ3個を費やしたプレイヤーはトップタイとなり無効になってしまうのです。ちなみにハゲタカのえじきもランドルフ作品です。

また、このゲームを語る上で外せないのが「借金」です。駒を置く権利は金で買えるのですが、そのお金はあっという間に尽きてしまいます。そこでゲームのお金を借りることができるのです。しかし!これがとんでもない暴利なのです。

借金をするにあたり予め利息分だけは天引きされた状態でお金が悪徳金融から渡されます。最初は利息1割。だから10円を借りるにあたって利息を引いた9円だけが与えられます。次は2割、そして3割、4割……こうしてやがては全て利息の支払いに充てられるため全く借金もできなくなる……。

借金はゲーム終了時に清算されるのですが、こんな暴利ならば最初っからな~んにも参加せず嵐が過ぎるのを待てば良いのではと思われかねません。しかしそうもいかないのです。プレイヤーがこのゲームに勝利するためには少なくともプレイエリア2マス以上を支配していなければならないからです。

ゲーム終了時に占有できているエリアの価値だけの金銭が得られ、借金を清算し、最も裕福なプレイヤーの勝利になります。

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ゲーム終了時の様子。「SOLD」はエリア支配者が確定しているマスです。

【面白さのポイント】
こういうゲームがつまらないゲームのはずがない!と思います。このゲームは陣取りですが陣取りをする手段の駒を競りで買うのです。つまり陣取りの面白さ、競りの面白さが融合しているのです。

それだけではありません。エリアを支配するための駒がハゲタカのえじき方式でのバッティング、これが非常にいい具合に働きます。少数駒で逆転する痛快さ!4個の駒を落札し、それを相手にぶつけて効率良く支配する、これがとても気分良く、逆にしてやられるととても悔しい思いをするのです。

さらには性格の悪い悪徳金融の登場と勝利のための2マス占有が必須と言うルール。このゲームの隅々に至るまでデザイナーの(良い意味での)性格の悪さを感じ取れます。

簡単なルール、強烈なジレンマ、競りの面白さ、陣取りの面白さがつまったボードゲームの名作です。
04:21 これを遊ばず死ねるか! | コメント(0) | トラックバック(0)
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