メディチ
2017/08/01

クニツィア三大競りゲームの一つ!
【どんなゲームなの?】
競りゲームです。このゲームのは「お金」と「勝利ポイント」がおんなじ意味です。とにかくお金を稼ぐのです。
手番プレイヤーは1~3枚の好きな枚数の商品カードを山札からめくります。
枚数的にこれでいいかな、と思ったら競り開始です。競りは一度ずつ入札する競りです。そういう意味ではラーっぽいですが、ラーは太陽チップを使う競りであるのに対して、こちらは「お金」ですから、かなり値付けに融通が利きます。
もちろん最高値を付けたプレイヤーが落札してお金を払う=得点を減らします。手番プレイヤーに払うのではなく銀行に払う感じでしょうか、誰も金銭を得ませんからね。
こんな感じで各プレイヤーの手元の商品カードが5枚になったら倉庫がいっぱいになるので商品カード獲得ができなくなります。5枚がいっぱいなので、めくられた商品カードが倉庫のキャパシティーを越える場合は入札できなくなります。
例えば、手元の商品カードが4枚あるとします。倉庫に納められるのはあと1枚です。すると手番プレイヤーが商品カードめくりを2枚以上にすると、その回は入札に参加できなくなります。
全員の倉庫がいっぱいになったら決算です。
まず、商品カードには数値が書かれています。数値合計が大きいほど得点=現金収入です。
そして、数値とは関係なく商品種類に応じて独占ボーナスが入ります。独占ボーナスが入ることで、どのくらい商品を、枚数で得たかが分かるのですが、この独占ボーナスも1位、2位なら得点=現金収入になります。
3回の決算が終わったらゲームが終わりになり最もお金持ちがゲームに勝利になります。

ボードを広げました!
【面白さのポイント】
とてもシンプルな競りゲームです。シンプルだけに競りの面白さがむき出しになってますね。
カードに書かれている数値が高ければもちろん集めたいですが、商品種類による独占ボーナスも大事。一体どっちを取ればいいんだ!とジレンマが分かりやすく、とてもクニツィア先生らしい作品です。商品カードには
単に数値がデカいけどいずれの商品種類にも属さない
というカードもあります。このカードはトランプのジョーカーのような特殊なカードで、数値がデカいので使えるといえばなかなかに使えるカードですが、独占ボーナス的にはむしろいらない、そんな癖のあるカードも混じっているのがとてもいい感じです。

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