皇帝なき帝国、対戦レポート
2017/11/30
2017年11月。皇帝なき帝国のデザイナー・樫尾とひろむちゃんが皇帝なき帝国で勝負しました!
皇帝なき帝国のルールの詳しくは こちら をご覧ください。

初期配置。
印象としてはケルン、ニュルンベルク、シュトラスブルクが得点4点なのがインパクト強い。4は都市の得点としては最も低いので今回のマップだと中央部は得点が薄く、外縁部でバトルがアツくなるのでは、と予想。

ゲーム序盤。黒は俺、赤はひろむちゃん。当初の見立て通り二人とも中央部よりも外側から騎士タイルを展開させている。都市の得点8点のパッサウはまだ手付かずだが……。

やっぱりパッサウ=8点を逃すはずもなく。お互いパッサウを支配せんと騎士タイルを配置していく。よく見るとパッサウにいる貴族は青貴族。
貴族は赤、黄、青、紫の4色ある。紫は他の色の代用になるので固有の得点は決められてない。赤、黄、青は貴族チップ枚数が異なっており、多い赤は取れれば得点が高く、逆に枚数が少ない青貴族は得点が低くなっている。
得点の低い青貴族とは言え、数の少なさゆえに手軽に得点しやすいという利点もある。そこで、まず手を付けようと思われる青貴族。北部リューベックの青貴族もひろむちゃんに狙われている!

青貴族争いでは、パッサウ、トリエステでは痛み分けだったがリューベックのリードで負けた……。でも赤、黄、の貴族争い、さらには都市の支配権争いのがあるのでめげてはいけない!
今のところ北部はひろむちゃん、南部は俺が支配できるか……?でも北部をくれてやるのはいかがなものか。北部には高得点の赤貴族がガッツリいるのだ。

赤貴族争いではどうにも分が悪く、これはよろしくない。せめて黄貴族争いでは勝っておかないと……。
黄貴族でポイントなのは「双頭の鷲」マークの自由都市。自由都市は都市としてはゼロ点なのでとっても仕方ない。しかし貴族はいますよ、という場所。その自由都市が両方とも黄色であることは 何か を暗示しているのか??

ゲーム終了時の盤面。
騎士のかたまり=軍団は3つまで、という制約がある。そのため俺はヴェネツィアには手を出しにくかった。プラハにも手出しができず。騎士タイル数がシビアなんだよなぁ。ともかく黄貴族では何とか勝てたか……?
(赤貴族、青貴族の取り合いではボロボロだったけどね……)

樫尾黒軍団が取った貴族。む、紫がいない??

ひろむ赤軍団が取った貴族はこちら。紫のうち1個は青に、もう1個は黄色につけられたので……貴族得点は樫尾黒軍団の完敗!

樫尾黒軍団、28点!

ひろむ赤軍団、61点!
ということで今回はひろむちゃん圧勝でした!
都市タイル(白地に黒数字)は互角の争いでしたが貴族をいかに巧みに取るかが今回の勝敗を分けました。それにしても樫尾黒軍団が頑張ってた黄貴族ですら紫の貴族の力を借りて、結果的に、ひろむちゃんが全貴族で圧倒するという……う~むむ、俺はなんでこんなに弱いんだぁぁ!
一応、騎士タイルの補充のタイミングでの運要素もなくはない。でもこのゲームは運要素が低めではあります。今回はやはり貴族争いが天王山だったと思います。
これをひっくり返すには思い切って都市に力点を置くか、もう少し都市・貴族のバランスを考え直すか、むむむ……。今後の課題です!
でも、このゲームはプレイ人数が変わると都市や貴族の取得容易度も変わってきます。人数によってプレイ感が変わる、都市チップ、貴族チップの初期配置でも重要ポイントが変わってくる、遊ぶたびに様相が変わってくるのもこのゲームの魅力です。
ぜひ、多くの方にこの皇帝なき帝国の世界を味わってほしいと思います!
皇帝なき帝国のルールの詳しくは こちら をご覧ください。

初期配置。
印象としてはケルン、ニュルンベルク、シュトラスブルクが得点4点なのがインパクト強い。4は都市の得点としては最も低いので今回のマップだと中央部は得点が薄く、外縁部でバトルがアツくなるのでは、と予想。

ゲーム序盤。黒は俺、赤はひろむちゃん。当初の見立て通り二人とも中央部よりも外側から騎士タイルを展開させている。都市の得点8点のパッサウはまだ手付かずだが……。

やっぱりパッサウ=8点を逃すはずもなく。お互いパッサウを支配せんと騎士タイルを配置していく。よく見るとパッサウにいる貴族は青貴族。
貴族は赤、黄、青、紫の4色ある。紫は他の色の代用になるので固有の得点は決められてない。赤、黄、青は貴族チップ枚数が異なっており、多い赤は取れれば得点が高く、逆に枚数が少ない青貴族は得点が低くなっている。
得点の低い青貴族とは言え、数の少なさゆえに手軽に得点しやすいという利点もある。そこで、まず手を付けようと思われる青貴族。北部リューベックの青貴族もひろむちゃんに狙われている!

青貴族争いでは、パッサウ、トリエステでは痛み分けだったがリューベックのリードで負けた……。でも赤、黄、の貴族争い、さらには都市の支配権争いのがあるのでめげてはいけない!
今のところ北部はひろむちゃん、南部は俺が支配できるか……?でも北部をくれてやるのはいかがなものか。北部には高得点の赤貴族がガッツリいるのだ。

赤貴族争いではどうにも分が悪く、これはよろしくない。せめて黄貴族争いでは勝っておかないと……。
黄貴族でポイントなのは「双頭の鷲」マークの自由都市。自由都市は都市としてはゼロ点なのでとっても仕方ない。しかし貴族はいますよ、という場所。その自由都市が両方とも黄色であることは 何か を暗示しているのか??

ゲーム終了時の盤面。
騎士のかたまり=軍団は3つまで、という制約がある。そのため俺はヴェネツィアには手を出しにくかった。プラハにも手出しができず。騎士タイル数がシビアなんだよなぁ。ともかく黄貴族では何とか勝てたか……?
(赤貴族、青貴族の取り合いではボロボロだったけどね……)

樫尾黒軍団が取った貴族。む、紫がいない??

ひろむ赤軍団が取った貴族はこちら。紫のうち1個は青に、もう1個は黄色につけられたので……貴族得点は樫尾黒軍団の完敗!

樫尾黒軍団、28点!

ひろむ赤軍団、61点!
ということで今回はひろむちゃん圧勝でした!
都市タイル(白地に黒数字)は互角の争いでしたが貴族をいかに巧みに取るかが今回の勝敗を分けました。それにしても樫尾黒軍団が頑張ってた黄貴族ですら紫の貴族の力を借りて、結果的に、ひろむちゃんが全貴族で圧倒するという……う~むむ、俺はなんでこんなに弱いんだぁぁ!
一応、騎士タイルの補充のタイミングでの運要素もなくはない。でもこのゲームは運要素が低めではあります。今回はやはり貴族争いが天王山だったと思います。
これをひっくり返すには思い切って都市に力点を置くか、もう少し都市・貴族のバランスを考え直すか、むむむ……。今後の課題です!
でも、このゲームはプレイ人数が変わると都市や貴族の取得容易度も変わってきます。人数によってプレイ感が変わる、都市チップ、貴族チップの初期配置でも重要ポイントが変わってくる、遊ぶたびに様相が変わってくるのもこのゲームの魅力です。
ぜひ、多くの方にこの皇帝なき帝国の世界を味わってほしいと思います!
皇帝なき帝国の風景
2017/11/30
ぐうのね・ことり寧子さんに描いてもらったボード。

このボードはとてもカッコよく、実際に中世ドイツ(神聖ローマ帝国)にあった建物ということで描いてもらいました!
実際にボードと画像検索結果を比較してみるといかに建物を意識して描かれたボードか、分かると思います。
アウグスブルク:
フュンフグラート塔
ヴェネツィア:
鐘楼とドゥカーレ宮殿
ケルン:
大聖堂
シュトラスブルク:
ストラスブール大聖堂
トリエステ:
ドゥイーノ城
ニュルンベルク:
カイザーブルク
パッサウ:
三つの河
ハンブルク:
街並み
プラハ:
聖ヴィート大聖堂
ミラノ:
サンタンブロージョ教会
ユトレヒト:
街並み
リューベック:
市庁舎
リヨン:
サン・ジャン大聖堂
ロストック:
街並み
ことり寧子さんの丁寧なお仕事、いかがでしたか。見た目が大幅にパワーアップした皇帝なき帝国、ぜひ多くの人に遊んでほしいと思っています。

このボードはとてもカッコよく、実際に中世ドイツ(神聖ローマ帝国)にあった建物ということで描いてもらいました!
実際にボードと画像検索結果を比較してみるといかに建物を意識して描かれたボードか、分かると思います。
アウグスブルク:
フュンフグラート塔
ヴェネツィア:
鐘楼とドゥカーレ宮殿
ケルン:
大聖堂
シュトラスブルク:
ストラスブール大聖堂
トリエステ:
ドゥイーノ城
ニュルンベルク:
カイザーブルク
パッサウ:
三つの河
ハンブルク:
街並み
プラハ:
聖ヴィート大聖堂
ミラノ:
サンタンブロージョ教会
ユトレヒト:
街並み
リューベック:
市庁舎
リヨン:
サン・ジャン大聖堂
ロストック:
街並み
ことり寧子さんの丁寧なお仕事、いかがでしたか。見た目が大幅にパワーアップした皇帝なき帝国、ぜひ多くの人に遊んでほしいと思っています。
秋のゲームマーケット、準備を進めてます
2017/11/27
ゲムマ2017秋に【日曜日】しか来ない方へ
2017/11/24
いよいよゲームマーケット2017秋が近づきつつあります。
ガーデンゲームズは土曜日だけ出展です。
ゲームマーケットは土曜日、日曜日の2日間の開催です。
そこで!
ゲームマーケット2017秋に日曜日(3日)しか来ない方に朗報です!
皇帝なき帝国は旧版の評判が良く、新版を作るにあたり、アートワークをぐうのね・ことり寧子さまにお願いし、見た目が大幅にパワーアップしております。
ぜひ、このゲームマーケットを機に入手してください!
ガーデンゲームズは土曜日だけ出展です。
ゲームマーケットは土曜日、日曜日の2日間の開催です。
そこで!
ゲームマーケット2017秋に日曜日(3日)しか来ない方に朗報です!
皇帝なき帝国は旧版の評判が良く、新版を作るにあたり、アートワークをぐうのね・ことり寧子さまにお願いし、見た目が大幅にパワーアップしております。
ぜひ、このゲームマーケットを機に入手してください!
ALL GREEN
2017/11/18

【どんなゲームなの?】
麻雀的なカードゲームです。基本的なルールは麻雀とかなり似ています。使うカードも似ている、というか麻雀から大胆に削っています。
索子(ソーズ)と発、だけで構成されています。
リーチやポン、チー、カンはありません。カード1枚を引き、手札で組の構成を考え最も不要と思える1枚を捨てます。これを繰り返します。
つまり簡素化した麻雀と思ってくれて大体あってると思います。
【面白さのポイント】
なぁ~んだ、麻雀か……と侮っていました。ごめんなさい。とんでもない思い違いでした。このゲームは素晴らしいゲームだと思います。
このゲームをやると、本当に麻雀の煩雑さを思い切って削り、麻雀の面白さを見事に抽出し、麻雀の欠点(役が多くて初心者に敷居が高い、得点計算が難しい)を奇麗にクリアしている、と思えます。
また、人数の幅があるのもうれしい改良点です。2人で何度か遊びましたが何らも問題なく楽しめ、そして麻雀と比べてシンプルでスピーディー。それでいて面白さが損なわれていない。
麻雀が好きな人、あるいは麻雀が難しくて手が届かない人、そういった方には特にお薦めのゲームだと思います。
オイそれはマイカード! もう少し詳しく
2017/11/16
説明書・補足:準備段階で、場札を並べるときは、表向きで並べてください。
もう少し詳しく「オイそれはマイカード!」の説明を書きます。

ゲーム準備完了!の様子
このゲームでは、キングを飛車のように動かします。そして出発点のカードを取っていきます。
他のキングは通行の邪魔になります。空白を通常は飛び越えられません。

ゲームの途中の様子
カードを拾っていって、一定枚数だけ手札として確保します。手札になってますから、自分は確認できますが他プレイヤーには秘密の情報です。
取った札は得点札で、さらにスート別のボーナスもあります。
あと、キングの移動にはある制限が課せられていて無限ではないです。
このゲームはアブストラクトではありません、運要素があります。でも運要素が低めのじっくり考えるタイプのゲームです。
2~4人で遊べます。
説明書・補足:

キングは、ジャックの効果で隣の隣へジャンプ移動できます。ジャンプ移動できる場所は、4か所です。この画像で、ハートのキングがジャックの効果で移動できる場所は、青丸で印をつけた場所です。
ボードゲームストリート2017を買う!
2017/11/08
ル・トゥルック(トランプ)
2017/11/01
【どんなゲームなの?】
トランプにはいろいろ遊び方があります。そのうちの1つがル・トゥルックです。ル・トゥルックは2人対戦ゲームです。
ル・トゥルックの詳しい遊び方は コチラ をご覧ください。
ル・トゥルックは多くの方の尽力もあり、ルールを紹介するサイトも増えてきつつあり、インターネットで調べると簡単にルールを知ることができます。ルールの根本は変わりありませんが細部で異なる内容の紹介あり、もしかしたら迷うかもしれませんが、お好みのルール紹介に従って遊んでください。
まず、手札を交換するかどうかのやり取りをします。少ないチャンスではありますが、手札をよりマシなものへと高める機会があります。
そして、いざ、勝負です。お互い1枚ずつカードのバトルをします。カードのバトルは1枚vs1枚です。この戦いを2本取れば1ラウンドで勝ちます。ラウンドで勝てれば得点を得られます。
30点以上稼げばゲームに勝利になります。チップがあると得点管理が楽ですね。
【面白さのポイント】
駆け引きが、心理的読み合いがアツいです。無駄な要素が極限までそぎ落とされ、とてもシンプルなルールで、かつ、運要素もあり、深い読み合いがあります。
カードプレイの折に 裏向きで! カードを出すことも可能です。この、裏置きですが、勝負の賭け金を2倍にしよう、という提案でもあります。倍々、最高で32倍!
この、倍々ゲームがとても痺れます。相手をブラフで降ろすことも可能なので、手札が強ければ良いというものでもありません。
ここが奇妙なポイントであり、手札が強いと、勝ったときに
「もっと吊り上げておけば良かった」
と悔しく思い
負けたときには
「この程度の負けで手じまい出来て良かった」
とホッとする。
非常に燃えるギャンブルゲームです。多くの方にぜひル・トゥルックを楽しんでほしいです。
トランプにはいろいろ遊び方があります。そのうちの1つがル・トゥルックです。ル・トゥルックは2人対戦ゲームです。
ル・トゥルックの詳しい遊び方は コチラ をご覧ください。
ル・トゥルックは多くの方の尽力もあり、ルールを紹介するサイトも増えてきつつあり、インターネットで調べると簡単にルールを知ることができます。ルールの根本は変わりありませんが細部で異なる内容の紹介あり、もしかしたら迷うかもしれませんが、お好みのルール紹介に従って遊んでください。
まず、手札を交換するかどうかのやり取りをします。少ないチャンスではありますが、手札をよりマシなものへと高める機会があります。
そして、いざ、勝負です。お互い1枚ずつカードのバトルをします。カードのバトルは1枚vs1枚です。この戦いを2本取れば1ラウンドで勝ちます。ラウンドで勝てれば得点を得られます。
30点以上稼げばゲームに勝利になります。チップがあると得点管理が楽ですね。
【面白さのポイント】
駆け引きが、心理的読み合いがアツいです。無駄な要素が極限までそぎ落とされ、とてもシンプルなルールで、かつ、運要素もあり、深い読み合いがあります。
カードプレイの折に 裏向きで! カードを出すことも可能です。この、裏置きですが、勝負の賭け金を2倍にしよう、という提案でもあります。倍々、最高で32倍!
この、倍々ゲームがとても痺れます。相手をブラフで降ろすことも可能なので、手札が強ければ良いというものでもありません。
ここが奇妙なポイントであり、手札が強いと、勝ったときに
「もっと吊り上げておけば良かった」
と悔しく思い
負けたときには
「この程度の負けで手じまい出来て良かった」
とホッとする。
非常に燃えるギャンブルゲームです。多くの方にぜひル・トゥルックを楽しんでほしいです。
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