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ゆっきー、久しぶりボードゲームの会

2018/02/24
2月11日。建国記念の日。この日はゆっきーに遊びに来てもらい、久しぶりにがっつりボードゲームで遊んでもらいました。テストプレイも少しやりました。

まず遊んだのがいま作成中の「2人専用ボードゲーム」(テストプレイ)。これは前にひろむちゃんとテストし、どうしようもないカードを削り、30点サドンデス勝ちを20点サドンデス勝ちに改めるなど改良が加えられたバージョンです。

ゲームは終盤までもつれ込み敗北。

敗北なんですが惜しかった。あと一息でゲーム終了得点計算までもつれ込ませれば勝てた、けど途中で心が折れたのが敗因。でもぎりぎりまで粘れたし敗北具合も惜しいし、なかなかバランス的には問題がなく、結構楽しめたと思います。

頭脳戦の要素もあり、かと言って極端なアブストラクト的な感じでもなく(めくり運引き運がある)、運と戦術の要素がともに取り込まれていていい具合。もう少しテストを実施したいです。

高慢パティシエを遊んでもらいました。
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58対62で惜敗。

このゲームは競りのゲームですが2人でも楽しく競りが出来ました。これはしっかり製品版なので当然ながらしっかり楽しめる出来栄えです。面白いのでみんな買ってね!

アメン・ラー:カードゲーム。
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箱をひっくり返してボードのように使うという驚くべきアイデア。

ゲーム内容は非常に素晴らしいですね。さすがクニツィア印のゲームと感嘆。アメンラーはボードゲーム版がありますがそれは最低人数が3人なのに対してこちらは最低人数2人なので取り出しやすいですね、圧倒的に。アメンラーボードゲームは結構名の知れたゲームに思いますが遊んだ経験がないので比較できません。

少なくともアメンラーカドゲについていうと名作だと思います。こういった名作はガーデンゲームズブログの「これを遊ばず死ねるか」のコーナーにて紹介するのが常なので、これもそこで取り上げるつもりです。

私はもちろんボードゲームが好きなんですが、ボードゲームの素晴らしさに感動するレベル、それが今回遊べたアメンラーカドゲでした。

17対13で圧勝。

つづいてエルドラド。これもクニツィア印ですね。これも非常に良くてゲームの面白さに感動的。

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1対2であと一息で負ける。

でも、この作品も後日、これを遊ばず死ねるかにて紹介したいですね。

倒さないドミノ。ドミノは本来はこのように倒さず遊ぶの正しいのですが……。

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18対31で負ける

運要素強い!けど嫌いではないです。運否天賦な感じがギャンブル的感覚で楽しいです。運が悪いととことん牌をめくらねばならずガンガンに牌めくり、鬼牌めくりでドカーンな感じがなんともあっけらかんとしてて楽しめます。手軽ですね。

31点上がりがショートゲームのようですが、これぐらいが丁度良いように感じられます。

最後にドイツ舞台の陣取りボードゲーム、のテストプレイ。
運要素もあるんですが、42対84でダブルスコアで大敗。
いろいろ修正の指摘がありました。

ついたて裏の表記について、取った得点チップの扱いの明示、ゲーム終了時の借金の扱い、
これでだいぶ完成度が高まったように思えます。

テストもしっかりやれたし、クニツィア先生の名作に触れることができたのがとても楽しく充実したゲーム会でした。
ゆっきー、ありがとうございます!
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セレニッシマ(第二版)

2018/02/01
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黄金に輝く交易・戦争ゲームの名作セレニッシマ!

【どんなゲームなの?】
セレニッシマです。これは、「第二版」ということで、セレニッシマの改良版とも言えるでしょう。

第二版と第一版の違いについては こちら が詳しいです。

(う~ん、人任せだ)

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ボードを広げました。第一版と似た雰囲気ながらも、やはりこっちはこっちでかなり雰囲気出ててかっこいい!

このゲームは少し難しめのゲームなのですが、交易、戦争、ルネッサンス、海のロマン・・・・こういったワードにビビビッと感じる人にはすごくオススメな戦争ゲームです。戦争ゲームと言いつつ戦争をすると戦力が落ちてしまうのでやはり戦争は愚かしい・・・・なんとも教訓的なゲームであり、かつ、戦争の準備をしつつも結局戦争には至らなかったり・・・・交易でお金儲けなゲームです。

このゲームは船に番号が振られています。この番号の船の番になるのです。

番では、

「船のアクション」か「投資」

のどちらかができます。

船のアクションは、該当番号の船に対してまず荷物あるいは水夫を乗っけます。

次に、船の航海です。航海は乗っている水夫の力仕事なので、水夫がたくさん乗っていればいるほど移動力が上がる・・・・シンプルですね。でも水夫ばっかり乗せると荷物を積み込むスペースが無くなってしまうでしょう。

水夫が一生懸命船を漕ぎます。で、目的地に至り、荷物を下ろし港の倉庫を満たします。このとき、敵プレイヤー、あるいは中立港だと売買成立で現金の収入がもらえます。自分の港に降ろしても現金収入がないのでこの点は注意が必要です。

荷物を降ろす代わりに「戦闘」をすることもできます。戦闘は

船対船 あるいは 船対港

で行われます。戦力になる水夫は「疲れていない水夫」です。つまり移動をすると水夫は船を漕ぐので疲れてしまいます。移動に使わなかった水夫が最初の戦力になります。こういうところが妙にシミュレーションっぽい感じがするんですよね。シミュレーションっぽい感じもするんですが、妙にリアルなところもあり直感的に理解できるルールです。

戦闘では特別なサイコロを使います。ドクロサイコロです。ドクロの出る確率は50%。このドクロ目を出すことで敵を殺します。敵の船に水夫がいなくなればそれは沈没なのです。

港との戦いで、もし敵港が中立ならば、単に水夫を上陸させるだけで占領することができるでしょう。

自分の港を増やすことは重要な資金源になります。ゲームの進行に伴い「決算」が行われることがあるんですが、決算の時に自分の港の倉庫が満ちているとガツンと収入が得られます。

チビチビと小銭を稼ぐなら敵港に売れば良いでしょう。ガツンとした収入のためには、目先にとらわれず自分の港を埋めるようにしましょう。このゲームは1円の価値がかなり高いです。1円と言えども軽んじてはなりません。1円で水夫1人を雇えたり、商品1個を買えるのです。

船のアクションの代わりに「投資」ができます。投資では、水夫を雇ったり、船を買ったり、砦を築いたり、大聖堂を築いたり・・・・。いろいろ出費の選択肢があるのですが、いずれも自分の勢力を広げるのに欠かすことのできない貴重な財産です。

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ゲーム終了時に最もお金持ちのプレイヤーの勝利になります!

【面白さのポイント】
お金を得る貴重な機会は、敵港・中立港に商品を降ろすことです。こうすると小銭を稼げるでしょう。でも中立港はともかく敵港に荷物を降ろすのはいかがなものでしょうか。敵港が充実してくると決算のタイミングでガツンと稼がれてしまいます。

中立港に荷物を降ろしてその後即座に占領する、というのがいいと思いますが、そういうのを敵達がスルーしてくれるでしょうか?そこで大事になるのが船に書かれている順番番号です。この順番番号ですが、立て続けにプレイするのもある意味良いでしょう。そうすると敵も連続的に手番を行うのでは?

早い手番は機先を制する意味があるでしょう。でも後の手番では相手の出方をじっくり見たうえで判断できるでしょう。船の番号は重要ですが、どのような番号にもメリットデメリットがあります。

船の順番を選ぶところからして悩ましくも面白く、第二版ならではの面白さ、シンプルさで見事に発展・改良されているのを感じます。交易ゲーム、戦争ゲームの名作、だと思います。

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2019年6月、ひろむちゃんと対戦。スペイン軍はひろむアレキサンドリア軍に惨敗……!


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2019年7月、スギ君(ジェノバ)、キタ君(アレキサンドリア)と対戦。チキンすぎるヴェネツィア軍は手をこまねくばかり。一体何度学び直すんだ、学べよ、積極果敢なんだよ、セレニッシマは……!

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