【レポート】ゲームマーケット2022春
2022/04/30
2022年4月23日。春のゲームマーケットです。新型コロナウイルスの影響を強く感じた前回の秋のゲームマーケットは出展を見合わせましたが、今回は1年ぶりの出展です。
あまり問題なく設営できました。

去年春と比べて人が多い!やはりコロナの影響は大きかったです。それと比べて今回は人が帰ってきました。多くの時間が、ルールの説明で費やされ、ゲムマはあっという間に終わりました。前回は人がとにかくいなくて、人がいないただなか、ただただ突っ立って時間を費やす……そのような去年と比べると、今年はあっという間に終わりました。
この日のホテルにて、足がつりました。ほぼ毎回足がつるのがゲームマーケットです。こむら返り予防の薬を飲んでたのですが、飲んだすぐあとぐらいにこむら返り。普段とは異なる足の使い方をするゲムマならではです。
できることなら、試遊をゲムマでしたいですね。あと、ゲムマのブースのテーブルクロスをもう少し格好良くしたいという意見が出ました。次は、秋のゲームマーケットに出展できるでしょうか??それとも来年春になるでしょうか?皆様、これからもガーデンゲームズをよろしくお願いいたします。
ゲームマーケット2022春のガーデンゲームズ
2022/04/23
いつもお世話になっております。ガーデンゲームズ代表の樫尾です。
さて、4月23日(土)にゲームマーケット2022春が東京ビッグサイトにて開催されます!
(翌日24日(日)も開催されますがガーデンゲームズは23日(土)のみです)
今回も出展させていただけるようです!
ガーデンゲームズは、土曜日・ス03ブースです。
🎲
今回のガーデンゲームズですが、
楚漢戦雀 など
を扱う予定です。
ゲームタイトル:楚漢戦雀
プレイ可能人数:2~4人
推奨年齢:10歳以上
プレイ時間:20~40分
イベント価格:2500円
ゲームデザイン:樫尾忠英
アートワーク:たちばないさぎ(堀場工房)
楚漢戦雀は、アートワークをたちばないさぎ先生にお願いしました!
楚漢戦雀 特設ページ
🚩お品書き
🍀楚漢戦雀:イベント価格2500円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-40.html
🍀クイズ五七五:イベント価格1800円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-39.html
🍀転々と市:イベント価格2000円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-38.html
🍀ジャパンジャン:イベント価格4000円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-37.html
🍀ヘルメスの流儀:イベント価格1000円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-category-33.html
🍀反則Tシャツ:イベント価格2000円
http://gardengames.blog40.fc2.com/blog-entry-3001.html
🚩通販でガーデンゲームズ!
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2022春のゲームマーケット、今回もガーデンゲームズをよろしくお願いいたします!
楚漢戦雀
2022/04/20
ゲームデザイン:樫尾忠英 アートワーク:たちばないさぎ(堀場工房)
2~4人用 10歳以上向け 所要時間 20~40分
イベント価格:2500円 ショップ価格:????円(ショップ価格は未定です)
楚の項羽と漢の劉邦は、秦滅亡後の新たな覇権をめぐり諸侯も巻き込んで争った。この戦いを楚漢戦争という。垓下の地こそ決戦の地。西楚の覇王、項羽の最後の戦いが始まる。
3枚あるいは4枚のカードを集め「手役」を作りましょう。作るのが難しい手役なら高得点です。カードを得るにはより多くの金銭の支払いが求められます。本当に集めるべきカードを見極め、貴重な金銭を使うタイミングを見計らってください。4ラウンドが終わった時、最も勝利点を稼いだプレイヤーがこのゲームに勝利し、古代中国史に英雄としてその名を刻むのです。
このゲームは古代中国の戦争をテーマにしています。遊び方説明書には書いてませんが、集めた手札で形成される役は言わば軍の【陣形】です。より強力な陣形を作ってより強大な軍隊を率いることで戦争に勝利できるのです……!
ゲームマーケット2022春のガーデンゲームズの新作ゲームです。
楚漢戦雀の遊び方(詳しく)
2022/04/19
YouTube・ルール説明動画
https://www.youtube.com/watch?v=DpLYcOynwcA
楚漢戦雀は、3枚もしくは4枚のカードを集めて役を作るゲームです。役が難易度の高い役ならば得られる勝利点も高くなります。4ラウンドが終わった時点で最も勝利点を稼いだプレイヤーが勝利します。
このゲームは古代中国の戦争をテーマにしています。遊び方説明書には書いてませんが、集めた手札で形成される役は言わば軍の【陣形】です。より強力な陣形を作ってより強大な軍隊を率いることで戦争に勝利できるのです……!
ラウンド冒頭で、まず、各プレイヤーに1枚ずつカードを配り初期手札にします。そして、山札から1枚【ドラ】表示カードをめくります。ドラ表示カードによってドラが示されます。ドラ表示カードよりも1大きな数値のカードが実際のドラになります。ドラを獲得したなら即座に5勝利点が得られます。
(ドラは、通常の札と比べて5勝利点のオマケがもらえるラッキーなカードです。手札で作る手役にドラを絡められればより効率的な勝利点稼ぎができるでしょう)
ここでいよいよラウンド開始です。まず、山札から1枚のカードをめくり場札とします。このカードの獲得を巡って、手番プレイヤーは1金を払うかそれとも獲得を諦めるか選択します。
諦めた場合は場に払われたお金を総取りします!
手番でできること……
【1金を場に払う】 or
【場札獲得を諦めて撤退する。そして場のお金を総取りする】
手番でできることは、1金払うかカード獲得を諦めるかの二択です。
1人を除いて全員が撤退した(場札獲得を諦めた)のなら、残った1人が場札を獲得し、手札に加えるのです。
手札で役を作ることで高得点です。しかし手札を得るためにお金も大事!カードを取りに行くかお金を大事にすべきか……どっちなんだ!
場札が誰かの手札になる、もしくは捨て札になったタイミングで各プレイヤーは、1勝利点を1金に変換も可能です(2勝利点まで)。
場札が獲得された(あるいは捨て札になった)あと、山札から1枚をめくり、これが新場札となります。撤退していたプレイヤーはゲームに復帰し、新場札をめぐる競り=ゲームが再開されるのです。
もし手札が3枚あるいは4枚になり、もう十分だろうと思えるなら一旦ゲームから離脱します。離脱すると(手番のアクション・撤退とは意味が違うので注意)、ラウンドから抜けることになるのでこのラウンド中は手番が回ってこなくなります。
その代わり早く離脱すると【離脱ボーナス】として勝利点を獲得できます。
1人を残して全員が離脱したらラウンドは終わりになります。このタイミングで、離脱せずに残っていたプレイヤーは手札が4枚になるように山札からカードを引きます(無料)。
ラウンドが終わったら、得点計算をします。勝利点は手札からもたらされます。
まず、手札で役を作れるかどうか。役は、タンヤオや、一暗刻(イーアンコ)、二対子(リャントイツ)などありますが、このゲームの付属の早見表を見れば簡単にすぐに分かります。
「タンヤオ」が成立している手札。このゲームのタンヤオという役は、「①を用いない」かつ「3枚が数字順になっている」という条件を満たした状態。
⑤の一暗刻(スリーカード)が出来ている4枚の手札。①が余計です。しかし余計な1枚があっても役が成り立つのです。
また、麻雀と異なり役は複合しません。役を、最も勝利点が高くなるように一つの役に定めてください。
そして、役を構成する3枚か4枚のカードの数値合計が得られる勝利点になります。
役がある場合: 役の得点 + 役を構成するカードの数値合計 = 得られる勝利点
役を作れなかった場合: 持っている手札のうち2枚の数値合計が得られる勝利点
特別なカードについて。このゲームには、「項羽」と「劉邦」というカードが含まれています。
項羽は、7勝利点が得られます。しかし、獲得すると手札に留まり続けるので役を作るうえでちょっとお邪魔なカードです。
劉邦は、獲得時に、2枚のカードを山札から引き、そのうち1枚あるいは2枚を捨て札にします。劉邦カード自体も使用後は捨て札になります。
第4ラウンドが終わったらゲームは終わりです。この段階で持っているお金チップ5枚を1勝利点に変換して、最も勝利点を得ているプレイヤーの勝利となります。
トレンディ
2022/04/01
【どんなゲームなの?】
ファッションの流行を作り、流行に乗り、ファッション界のリーダーになろう!……というテーマなのかなぁ。クニツィア先生作品らしく、あまりテーマとゲーム内容が合致してないかもしれませんが、ゲーム自体はとても楽しめるカードゲームです。
やることは至ってシンプル。手番になったら手札から1枚を手元にプレイ。そして山札から1枚補充。これを繰り返すのです。
ある条件に至ったのなら手元のカードが得点になります。カードには数値が書いてあります。その数値と、手元に置かれているカード枚数が合致したなら手元のカードが勝利ポイントカードとして確保されます。
このとき、カウントされるカードは、手番プレイヤーだけの手元のカードだけでなく、全員の手元のカード枚数全部が数えられます。そして、得点のトリガーが引かれたら、手番プレイヤーだけでなく全員が得点を得るのです。
勝利ポイントカードは各人が確保して、それ以外の手元のカードは全部捨て札になります。
山札が尽きた後もゲームは続行になり、尽きた後に得点計算一度でも行われたらラウンドは終わりです。
ラウンド終わりで得点を数えるのですが、数値が書いてあるカードはその数値がそのまま勝利ポイントになります。
ラウンドが終わり、得点計算後、100点以上になっていればゲームは終わり、最も勝利点を稼いだプレイヤーが勝利します。
特別なカードに、「2枚分」と「アウト」のカードがあります。
2枚分は、プレイ直後に手元のカード枚数カウント時に2枚分として数えます(仮に、2枚分に数えるときに、カードの数値よりも手元枚数が大きくなっても、勝利点化すると思います)。
アウトは、そのアウトカードが示す数値の手元のカードがゴッソリ捨て札になります。
【面白さのポイント】
カードを切る。そして補充する。たったこれだけですね。しかもカードの内容も、「通常」、「2枚分」、「アウト」の3種類だけでとても簡素。
このルールで、勝ち切ろうとすると、運もありますが、手番でカードを切るという、選択。これが結構考えます。カードが得点化されるとき、自分だけが得点化のチャンスではなく、手元にカードを持っているプレイヤーならそれら全員の得点のチャンスなのです。つまり、他プレイヤーを出し抜くこと、これがこのゲームの目標なのです。
自分自身が目指すカードがあるとして、できることは手元カードを1枚ずつ増やすこと、それは他プレイヤーも同様。そこで、他プレイヤーの手元のカードを見て、相手の考えも考慮に入れたいところです。
全く異なるゲームですが、捨て牌から相手の挙動を読むという部分は麻雀に通じるところがあります。
引いてくるカードの全てが都合の良いカードではないです。すると、「目指すところのカード」、「どうでも良いカード」、「他プレイヤーを利するカード」があるのです。自分の持っているカードで、どれがどのカテゴリーに入るか。比較的、プレイしても大丈夫なカードはどれか。
とても簡潔、簡単、簡素なゲームでありながらとても考えさせる、正にクニツィア先生作品の一つなのです。
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