バトルライン
2017/04/08

2人対戦ゲームの名作バトルライン。カードゲームにしてはやや大きめ。
【どんなゲームなの?】
クニツィア先生による2人対戦ゲームです。テーマ的にはアレキサンダー大王対ダレイオス3世(アケメネス朝ペルシャ王)の戦争ですがテーマ性は希薄。でも面白いからいいの!

2人の間に赤いポーンを並べます。このポーン(フラッグと言います)を取ることがこのゲームの目標です。
フラッグは9つあり5個取れば文句なく勝利です。また、連続する3つのフラッグを取っても即勝利になります。

カードは6色各10枚あります。それをフラッグ脇に並べて置きます。各人は1つのフラッグに3枚までカードを置くのです。この3枚でポーカーのような役を作ります。役の強さが優っていればフラッグ獲得できます。
手番では手札を1枚プレイ(フラッグのそばに置きます)し、そして1枚補充します。それを交互に行い、相手の3枚組よりも役が強ければフラッグを獲得。フラッグを5個以上取るもしくは、連続する3つのフラッグを取れば勝利になります。
【面白さのポイント】
このゲームは戦術カードを抜いても楽しいですが、戦術カード有りの方が深みがあるように思えますね。戦術カードは使える枚数が制限がありますので強力とは言えガンガンに使えません。これを使うか、保持するかという新たなジレンマが生じます。
また、カードを出したくない、だけど出さねば・・・・というシーンが多々あります。相手が根負けして弱い役になってしまうというケースもありそういったフラッグでは楽々勝てますが、無論、敵も勝ちに来てるのでやすやすとやられはしません。
いいカード来い、来いという運要素もあり、我慢比べあり、シンプルだけど深いジレンマ。クニツィア先生らしい作品、2人対戦ゲームの名作です。
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