変則すずめ雀「7歩」
2018/06/23

すずめ雀はとても評判の良いゲームのようです。うちでも遊びました。とても楽しめました。
さて、すずめ雀はとても良いゲームですが 変則ルール を考えましたのでぜひお試しあれ。
7歩は、基本的には通常ルールのすずめ雀と同様のルールですが異なるポイントをここで記述します。
このルールはカイジという漫画の「17歩」をヒントに考えたものです。
名称:7歩
プレイ人数:2人専用
ゲームの目的:
相手よりもより高い点の点棒を稼ぐこと。
ゲームの準備:
各プレイヤーに50点ずつ点棒を配ります。
適当な方法で最初の親を決めます。
親マーカーと風マーカーを通常ルール通り用意してください。
各プレイヤーは早見カードを1枚ずつ持ちます。
ラウンドの準備:
全ての牌を伏せた状態でよく混ぜます。
各プレイヤーは15牌ずつを引き内容を確認します。
重要:
各プレイヤーは引いた15牌を 手牌(5枚) と 捨て牌候補(10牌) に分けてください。
手牌はあと1牌で上がれる(テンパイ)、という状態にしてください。
ただし、 上がった時の点数が7点以上 になるようにせねばなりません。
そして、このルール(7歩)では親の特典である2点上乗せというルール(親のあがりボーナス)が適用されませんのでご注意ください。
もし7点以上にできなかった場合:この場合は、このラウンドでは上がれません。このラウンドではただただ相手の上がり牌以外を切るように努めてください。
ゲームの進行:
プレイヤーは手番になったら、自分の捨て牌候補から1牌を捨てます。
これで相手プレイヤーに上がられなかったら(ロンされなかったら)手番が相手に移ります。
ラウンドの終了:
いずれかのプレイヤーがロンをしたら、ラウンドが終わり得点の処理(通常ルールと同じです)をしてください。
あるいは両プレイヤーがそれぞれ7牌を切りきってもラウンドは終わりになります。この場合は各プレイヤーは3牌ずつ捨て牌候補が余るはずです。
ゲームの終了:
それぞれのプレイヤーが親を4回ずつしたならゲームは終わりです。
もしくはいずれかのプレイヤーの点棒が0未満になってもゲームは終わりです。
ゲーム終了時により点棒を持っている方がゲームに勝利します。
補足(誤ロンについて):
7点に満たずに上がってしまった場合。この場合は誤ロンということになります。ペナルティとして相手に2点払い、このラウンドでは上がれなくなります。それでもラウンドは継続で、以後このラウンドではただただ捨て牌候補から捨て牌を切るだけになります。
補足(フリテンについて):
麻雀には「フリテン」という反則行為に関する規定があります(麻雀のフリテンはすずめ雀のそれと比べてややこしいです)。すずめ雀にもフリテンの規定があります。遊び方説明書5ページ「人の捨て牌で「ロン」」の項をご覧ください。7歩にもフリテンの規定がありますが、すずめ雀のフリテンの規定に準拠します。言い換えれば、テンパイ時に、他家(ターチャ=他のプレイヤー)が捨てたアガり牌を見逃してもフリテンにはなりません。
フリテンについて参照:
http://majandofu.com/rule-huriten
http://majandofu.com/mahjong-huriten
ここで特に言及のないことは通常ルール通りにしてください。
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