サンチアゴ
2019/09/01

【どんなゲームなの?】
陣取り・競り・水路・ワイロ。名作です。
ゲームはいくつかのステップを経て構成されますが難しくはないです。
競りにて自分の欲しい畑(を表すタイル)を獲得します。そしてそれをボード上へ配置。
競りで一番弱いビッドをした人は「水路の番人」になります。
みんなが自分の畑をボード上に置いたら今度はどこに水路を引くか話し合います(現金&ワイロ)。
この、
畑 水路 水路の番人 水がないと畑が干上がる ワイロ
という部分がこのゲームを際立たせる特徴です。
畑は水さえ通っていれば収穫(現金)につながります。さらに畑の面積が大きければ収穫量もグングン増します。
ゲーム終了時に、
労働者駒 × 畑の面積
が現金収入になります。
ゲーム終了時に最も裕福なプレイヤーがゲームに勝利します。

【面白さのポイント】
何と言っても「水路の番人」とワイロです。このシステムを際立たせるのは
水がないと枯れてしまう畑
という、ルール。そうですね、私は農業のことは分かりませんが確かに作物のためには水が要りそうです。そこで水路が当然要ります。この水路を縦横無尽に引けない!
そこで登場するのが水路の番人です。水路の番人がどこに水路を引けるか決める権限があるのです。どこに引く?ここで
ワイロの額で決めよう!
これまた分かりやすいルール。もちろんワイロを受け付けなくても構わない、水路の番人自らの耕作地のために水路を引いても構わない。
カネと水路をめぐる汚い(褒めてます)やり取りが楽しめるゲームです。素晴らしい!名作です。
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