お邪魔者
2019/04/01

【どんなゲームなの?】
「お邪魔者」vs「真面目金鉱掘り」?
このゲームはある意味ではチーム戦のゲームです。そのためある程度人数がいた方が圧倒的に面白く、最低でも5人以上で遊びたいゲームに思えます。
(お邪魔者のプレイヤーが最低1人いた方が面白いため)
ゲームの進行は至って簡単です。手札から1枚プレイする。そして補充。これだけ!
カードは3種類あり、
・掘削カード
・妨害カード
・リカバリーカード
多くは掘削カードですね。このカードをテーブル上に並べることで金鉱への坑道の広がりが表現されます。

こんな感じでゴールに向けて掘り進めます。
そして妨害カードで気に入らない人の邪魔をします。ミルボーンというカードゲームの「赤信号」みたいな感じで、この妨害カードを出されると掘削カードプレイ不可になってしまいます。
そんな妨害カードを取り除くのがリカバリーカードです。味方と思しき人を救いましょう。
【面白さのポイント】
さて、このゲームは基本的には一種のチーム戦ゲームと言えるかもしれません。
お邪魔者チームは一致団結、金鉱にたどり着かないようにひたすら妨害を繰り出しましょう。
でも良いのでしょうか?
正体がバレても良いでしょうか?バレると真面目軍団から集中砲火に遭うのでは?それを避ける意味で、さりげない妨害が必要かもしれません。そうなるとこれは一種の正体隠匿ゲームと言うことになります。
また、真面目軍団も一筋縄ではいきません。金鉱にたどり着いたなら、勝利点を得るのですが、より高い得点を真っ先に取るのは一番手柄のあった人です。そうなると、一番手柄の争いになり……まるで足の引っ張り合いを演じる破目に。これは真面目なチーム戦でしょうか?
プレイヤー間の様々な思惑を、たった3種類のカードで表現しきっている、シンプルで、大人数で盛り上がるカードゲームです。
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