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ビズ20

2021/08/01
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【どんなゲームなの?】

協力ゲームですが、協力したくない人のために対戦モードもあります。

1から20までをみんなで数え上げるゲームです。でも簡単ではありません。

1人ずつ、自分の番になったら数字を数え上げます。

「いち」「に」「さん」……。

でも捻りがあります。まず、数字の入れ替えです。2枚の数字カードに書かれている数字を入れ替えて数え上げねばなりません。

例えば、指定の数字が「3」と「7」だとします。すると、

「いち」「に」「なな」「よん」「ご」「ろく」「さん」「はち」……。

こんな感じになります。

まだまだ手ぬるいです。次は、数字と特別なアクションが紐づけられます。

例えば、「歌うように数え上げる」とか「椅子から立ち上がる」とか、いろいろ、40種類ものアクションがあります。
アクションと紐づけられた数字を数え上げるべきタイミングで、通常の数字と異なるアクションになるので集中力が要ります。

さらに、表向けられて明らかになっているアクションは1組だけです。以前のアクションは裏向けられますが依然として有効なので記憶力がとても大事です。

徐々にこなすべきアクションが増えていきます。数字の入れ替えとかアクション、そういった特別な状況下で数字を1から20まで数え上げましょう。

一定数のアクションが増えた状態でみんなで20まで数え上げられたらクリアです。


対戦の場合は、それぞれのプレイヤーが宝石を持っており、ミスをするたびに宝石が減っていきます。誰かの宝石が尽きてしまったときに最も多く宝石を持っていれば勝利です。

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【面白さのポイント】
このゲームはとても際立った個性を持つゲームです。記憶力・集中力が重要です。でも多くの人にとって20まで数え上げる数え方は体に染みついています。

(まぁ、仕方ないですが)

通常と異なるカウントアップ、ゲームに強制される滑稽なしぐさ、笑えます。面白がり方が普通のゲームじゃないですよね。

勝利に貢献するには記憶力が重要で、普段のゲームの勝利に必要な論理的な思考とは全く異なる頭の使い方、こういう捻った思考は頭脳の鍛錬になりそうです(通常のボードゲームと異なる意味で)。

これは協力ゲームです。でも誰かに行動を指示される、そういうことはほとんどなく、いわゆる奉行問題は皆無と言えるでしょう。奉行問題がないのも協力ゲーム特有の癖のひとつがないと言えるのでこれはとても楽しめます。私自身が、奉行問題があるようなゲームはあまり好まないので協力ゲームを避ける傾向がありますが、ビス20はとても楽しめました!

難易度調節という意味でレベルが設けられています。レベルはクリアに求められるアクションの数です。それぞれの人たちの、ゲーム習熟度に応じてレベルを選ぶことで簡単すぎず、難しすぎず、適度な難易度でゲームを楽しめるでしょう。

04:24 これを遊ばず死ねるか! | コメント(0) | トラックバック(0)
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