すずめ雀
2022/10/01
【どんなゲームなの?】
これは小型になった麻雀です。
麻雀は、14牌で手牌が完成になりますが、すずめ雀は6牌。萬子、筒子などがないです。
そして手役の種類もかなり絞られています。
すずめ雀は麻雀と似ていますが、いろいろと小型になっている、と思ってくれて間違いないです。
手番では、場に、バラバラに伏せて置かれている牌から1枚を引き手牌に加えます。
この段階で「完成」しているのなら上がれます。上がれるとはラウンドに勝利するということです。
もし上がれないなら、最も要らないと思てる牌を表向きで捨て牌とします。
これを、誰かが上がるまで行います。ツモ(場から引いてくること)だけでなく、他プレイヤーの捨て牌で上がること(ロン)もできます。
上がるときは、「5点縛り」という制限があります。完成した手牌には点が付きます。点をカウントし、最低5点に到達していないと上がれない、これが5点縛りです。
麻雀ととても似ていますが、タンヤオとか、チャンタ、ドラ、緑一色などの役があります。また、順子は1点、刻子は2点としてカウントされます。
上がれば点棒(得点をカウントする用具)を得ます。各プレイヤーが4回親を行ったらゲームが終わり、最も勝利点を稼いでいれば勝利です。
【面白さのポイント】
小型になった麻雀……。でも考えるツボは麻雀とあまり変わらない。そして、点数計算とても簡単!これは大きい。麻雀は点数計算がとても難しいです。でもすずめ雀は簡単!
手牌の数が少ないのでゲームはスピード感があります。用具が牌でとても立派!
5点縛りという枷も、良い意味で緊張感が加えられて、単純から頭をひねる複雑さへ、ゲームの深みが増しています。
麻雀は2人では楽しみにくいですが、これは人数が幅広いのも良いポイントです。
小型になった麻雀として、麻雀の良いポイントを引き継ぎつつ麻雀の欠点が見事に解消されている。麻雀が難しすぎるという人にもとてもおススメなゲームです。
【おまけ】
2人対戦「7歩」という遊び方は、すずめ雀のヴァリアントです。
7歩もとても楽しめるので、こちらもおススメです!
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