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パラッツォ

2023/09/01
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【どんなゲームなの?】
クニツィア先生作、競りゲームです。競ったパーツで建物を作ります。

プレイヤーが手番でできることは3つ。

A:お金カードを得る
B:建物タイルを得る(購入 or 競り)
C:建物タイルを組み換える

Aでお金を獲得。Bでお金を払い建物タイルを獲得。Cで建物タイルを高得点になるように組み換えます。

Aでは、プレイヤー人数プラス1枚のお金カードをめくり、そのうち2枚を獲得します。それ以外は時計回り順に1枚ずつ貰われていきます。

Bでは、買う、もしくは競りで建物タイルを獲得します。建物タイル2枚をめくり1枚は中央へ、もう1枚は周囲の建物タイル置き場に置かれます。その後、買うか競るかの判断をします。

買う、の場合、中央の建物タイルを得るのですが、価格は、

10-(置かれている建物タイル数)=1枚当たりの価格

ということです。建物タイルが増えるほど安価になります。

競りの場合、手番プレイヤーは「3」の価値のタイルを使える特権があります。だから手番プレイヤー有利な競りです。
競りから抜けない限り、一旦手元に晒したカードの回収はできず、競り続ける限り、手札からカードを足し続けなければなりません。

競りにせよ、購入にせよ、使うお金カードは1色という制限があります。
(例外的にジョーカーのようなお金も存在します)

Cでは建物タイルの組み換えができます。建物は、壁の色が統一されることで、より高得点になります。このCアクションで建物の価値を高めましょう。

ゲーム終了時に、建物の価値を確認し、より勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。

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【面白さのポイント】
競りが楽しいですね。

競りの開始のタイミングをはかること、競りにするか、倉庫から買うか、お金を増やすか、ジレンマが楽しいです。

お金もどのカードを取るか選択肢があり、建物もどこを伸ばすか・いつ組み換えるかの選択が楽しいです。

ひとつひとつの選択が楽しいです。ひとつひとつの選択にそれぞれ、メリット・デメリットがあります。
例えば、組み換えの際にはお金1枚必要とか、良いことにもしっかり悪いこと(リスク)がセットになっているのが細部にわたって行き届いている、完成度が高いと感じられるゲームです。
04:10 これを遊ばず死ねるか! | コメント(0) | トラックバック(0)
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