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「皇帝なき帝国」の時代背景

2013/06/09
「神聖でもなければローマ的でもなくそもそも、帝国ですらない」(ヴォルテール)



神聖ローマ帝国とは、中世のドイツあたりにあった国です。ローマ帝国だからイタリアでは?と思われるかもしれませんが、このゲームの舞台はドイツなんです。ドイツなのになぜローマ??

古代ローマ帝国の権威を受け継ぐ(と自称する)国だからなのです。

神聖ローマ帝国で一番の権力者は ドイツ王 です。ドイツ王が神聖ローマ皇帝を兼ねるのですが必ずしもそうとも限らない、らしいです。


大空位時代はドイツ王が不在、というわけではなく王権が不安定だった時代のようです。

大空位時代の前の時代ではホーエンシュタウフェン家がドイツ王家でした。しかしコンラート4世の死後、ホーエンシュタウフェン家の人たちがドイツ王位を継ぐことはなく、神聖ローマ帝国は大空位時代を迎えるのです。

その後、ヴィルヘルム・フォン・ホラント(ウィレム2世)がドイツ王になりますが、彼も戦争の末 死に、名実とも「大空位時代」になるのです。

大空位時代の間、選帝侯など大貴族が勢力を伸ばすことになります。

この時代の貴族諸侯の勢力争いこそ「皇帝なき帝国」のテーマなのです。


1273年、帝国の有力な貴族たちは、ルドルフ・フォン・ハプスブルクをドイツ王に擁立します。
ルドルフを傀儡として御しやすい弱小な人物、と見ていたからです。
しかし貴族たちの意に反してルドルフは有能で、帝国は安定してくるのです。こうしてルドルフの即位により大空位時代は終わりとなるのです。

また、ルドルフの即位はハプスブルク家がドイツに対して大きな影響力を持つようになる契機となるのです。
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