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ラー

2014/12/26
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ラー。

【どんなゲームなの?】
ラーはクニツィア作の競りボードゲームの名作です。

太陽チップと言う用具が登場しますが、これがお金のような役割をします。

太陽チップ(お金)を使ってタイル(品物)を競り落とす競りゲームです。タイルを競り落としてどうなるか。ラウンドの終わりに勝利点に変換します。

この勝利点の変換が難しいですね。

ナイル」と「洪水」ならば持っている枚数分が得点になりますが、少なくとも1枚は洪水を持ってないとゼロ点です。

ファラオ(王様)」は一番持っていると5点になりますが、枚数が最も少ないとマイナス2点です。

金塊」は1枚3点です。

文明」は全く持っていないと減点になります。1~2種類だとゼロ点です。3種類だと5点、4種類だと10点、5種類だと15点になります。

」は1枚2点です。

モニュメント」はゲーム終了時にのみ得点になります。

持っているタイルを損なう役割の「災害」タイルというものまであります。

この部分、持っているタイルがどのように得点に絡むか!が難しい部分ですがそれ以外はシンプルです。

プレイヤーは手番で次の3つのアクションのうちいずれかを実行します。

・タイルをめくってボードに置く
・競り開始(ラー宣言)
・神タイルを破棄してボード上のタイル1枚を貰う


タイルは通常のタイルならばめくってボードに置きますが「ラータイル」という特殊なタイルがあります。これもボード上に専用の置き場があり、そこに配置し強制的な競り開始になります。

競りは、モダンアートで言うところの「一巡の競り」です。競りを開始するとラー宣言をしたことになるんですけど、そのプレイヤーはラー駒を持ちます。

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ラー駒!立派!

ラー駒を持つプレイヤーの左隣から1回ずつ値段を太陽チップ1枚で付けます。最後に値段を付けられるのはラー駒を持つプレイヤーです。こうして最高値を付けたプレイヤーが落札してボード中央に置かれている太陽チップを取ります。これは裏向きにして、今のラウンドでは使えなくなります。そして入札に使った太陽チップを表向きの状態で代わりにボード中央に置くようにします。もちろん、ボード上のタイル置き場に置かれているタイル群を取得するのです。

手番のときに、神タイルを取得しているのなら、それを使うことも可能です。この場合は、持っている神タイル1枚を破棄します。そしてボード上に並んでいる任意のタイル1枚を取得するのです。

こうしてゲームを進めていくとラータイルがズラッと並んできます。ラータイル置き場がいっぱいになったらラウンドは終了です。あるいは表向きの太陽チップを持つプレイヤーが一人もいなくなったらラウンドは終わります。

もし、一人を除いて全員の太陽チップが裏向きになったならば?この場合は一人だけでゲームを進めるのです。やりたい放題できるのでこの状態は戦術的には素晴らしい状況です。

ラウンドが終わったら持っているタイルを得点化します。3ラウンドが終わり、最終得点決算が終わったらゲームが終わりになり、その段階で最も得点を稼いだプレイヤーの勝利です。

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【面白さのポイント】
このゲームは、ルールの進行にまつわる部分はシンプルで良いですが、タイルの種類が多いのでなかなか複雑で難しいゲームだと思います。

しかし、そのような複雑な部分を理解できるようになってくると、様々な勝ち筋が見えてきてどうすれば勝てるのか何度も試したくなります。いろいろなタイルをバランス良くとれば良いのか?いずれかの種類を突出して集めれば良いのか?こういう部分は人間が相手のゲームですから、相手の集めているタイルをよくよく了解して臨むべきで、人間と対戦して遊ぶゲームの面白さをとても感じ取れるゲームです。

また、メインの部分は競りですから、競り特有の心理戦の面白さをこのゲームは味わえます。競りの面白さ、どのタイルを集めるか、タイルのめくり運、そういった様々な要素が盛り込まれたクニツィアの競りゲームの名作です。

04:02 これを遊ばず死ねるか! | コメント(0) | トラックバック(0)
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