カードの迷宮
English rulebook is available.
https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmZ2pLWmF3TzI3S0E/view?usp=sharing

カードの迷宮、ボックス表面。
イベント価格:1200円
ショップ価格:1600円
プレイ人数:2~4人
推奨年齢:8歳以上
プレイ時間:15分程度
カードの迷宮とは・・・・
とても奇妙な地下迷宮、「カードの迷宮」。この地下迷宮は不思議な仕掛けがあります。それは後戻りができない・・・・という仕掛けなのです。カードの迷宮を探検し財宝をよりたくさん拾いましょう。もっとも富を得たプレイヤーがラウンドで勝利できるでしょう。2ラウンドを取ればゲームに勝利となります。

このカードが迷宮カードです。カードの迷宮は地下6階まであります。迷宮カードにはその階層に落ちている財宝が描かれています。

探検カード。表面の色と裏面の色が対応しています。探検カードをプレイするときは裏向きでプレイするのですが、誰がどの程度プレイしているか分かるようにするために表と裏の色が対応している訳です。

ゲームの準備段階で縦一列に迷宮カードが並べられます。カードの迷宮は地下6階なのです。1枚だけ表向けられてる方が浅い階層・第一階層となります。そして潜れば潜るほど地下の階層が深くなっていくのです。
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プレイヤーは手番では次の2つのアクションのうちいずれかを実行します。実行し終わったら手番が終わりになり、左隣の人の手番になります。
A.補充
B.プレイ
A.補充の場合、自分の山札からカード1枚を補充し手札に加えます。
B.プレイの場合。縦一列に並んだ迷宮カードに対して裏向きで探検カードをプレイします。ここでプレイした探検カードの数値が大きければ迷宮のお宝を獲得できる可能性が高いです。

ラウンド中盤から終盤にかけての様子。迷宮カードに対して探検カードをプレイするのですが、このように、探検したい階層のすぐ隣に探検カードを少しずらして重ねて置きます。例えば、緑で囲った迷宮カードに対してプレイされている探検カードはオレンジで囲った部分に置かれている探検カードです。「9」の迷宮カードには黄色プレイヤーがプレイしていないことが分かります。
しかし!浅い階層から深い階層へと進んでいくべきなのです。なぜなら・・・・この迷宮は「後戻りできない迷宮」だからです。例えば、地下3階に自分の探検カードをプレイしたとします。するともう、地下1階と地下2階には探検カードをプレイできなくなってしまうのです。
さらに、さらに!この迷宮探検では勇敢な者に対する称賛が示されるでしょう。つまり、ある階層にもっとも早く到達した者には「一番手ボーナス」が与えられるのです。一番手ボーナスとは、その一番手の探検カードの数値に「+2」のアドバンテージを加えるのです。

赤プレイヤーは第一~第六のいずれの階層にも探検カードのプレイが可能です。しかし青プレイヤーは第二階層まで進んでしまったので後戻りができず、以後第一階層への探検カードプレイが出来なくなります。さらに黄プレイヤーは第三階層まで進んでしまったので第一、第二階層への探検カードプレイが出来なくなります。
一番手ボーナスは、第一階層では赤プレイヤーに与えられます。第二階層では青プレイヤーに与えられます。第三階層では黄プレイヤーに与えられます。
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全プレイヤーの手札も山札も尽きればラウンドが終了になります。このとき迷宮カードにプレイされた探検カードが明らかにされます。

表向けられた探検カード。探検カード表面には数字が書かれています。この数字合計プラス一番手ボーナスで、誰がその階層を制覇したか競います。
最も階層を探検したプレイヤーがその階層の財宝を獲得します。そして、カードの迷宮全体で、最も富を得たプレイヤーがそのラウンドに勝利するのです。2ラウンド勝利できれば、ゲームに勝利となるでしょう。
じっくり手札を増やす補充アクションを重視するか、電光石火の一番手ボーナスを取り優位に進めるか、それともバランスか・・・・?さらにカードの引き運、めくり運。とてもコンパクトなカードゲームですが、シンプルなルールの中に詰め込まれたジレンマからゲームの楽しい時間を得られるでしょう。

縦一列に並んだ地下迷宮・カードの迷宮と、各階層を探検するために並べられたプレイヤーの探検カード。探検カードは迷宮カード横に少しずらして重ねて置かれます。こうすることで、どのカードがより早いかを判断できるでしょう。
カードの迷宮、4人プレイについて
カードの迷宮4人プレイはチーム戦です!1チーム2名です。よくよく考えてみると、ガーデンゲームズ作品でチーム戦というのは初ですね。
カードの迷宮のチーム戦は向かい合わせに座った2人が1つのチームに属します。つまりあるプレイヤーの両隣りのプレイヤーは敵チーム、ということです。基本的なルールは2・3人プレイと変わりありませんが、チーム戦ならではのルールがあります。
まず、チーム戦なので探検カードの山札を共有します。つまり第3の色の探検カードは使わないのです。
あるチームが、例えば地下4階に至ったとします。するとそのチームに属するプレイヤーは地下1~3階には行けなくなります。後戻りできない、というルールが、個人単位ではなくチーム単位で適応されるのです。
獲得する財宝もチーム単位です。個人単位で勝利、というのはないのです。
そしてチームメイトと相談ができます!相談はできるのですが、自分の持っているカードの数値を明示するのは禁止です。この禁止というルールを守った上での相談になります。チームメイトとうまく意思疎通が図れれば勝利に近づくことでしょう!


https://drive.google.com/file/d/0B1Gxwv1DrePmNnNQZENpeV9hRFk/view?usp=sharing
ルールのQ&A 説明書の分かりにくい部分 など

浅く潜れ でのカードの迷宮紹介記事
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-671.html
ボードゲーム大好き坊主 でのカードの迷宮紹介記事
http://kinako0503.blog.fc2.com/blog-entry-326.html
【カードの迷宮】
6種類の財宝カードに対する競りゲー。運の要素が大きいが運で決まる感じは全然しない不思議なプレイ感。いたるところで引き際を迫られる。総計36枚でよくここまでまとめたなという感想。やはりガーデンゲームズのゲームは好みに合う。おすすめ。予約できるのかしら
— りかち (@rikkati) 2015, 9月 27
カードの迷宮、やりました。競りゲームなのですが、シンプルなルールから生み出されるジレンマとその切れ味はReiner Kniziaを彷彿とさせるものがありました。 pic.twitter.com/WvwqMnPWng
— ガルフレ(仮屋) (@barbarossakura) 2015, 10月 24
④新作『カードの迷宮』(写真とり忘れ!)も同様で、ジレンマと手札の読み合いという点において非常に高いレベルでゲームが纏められていると感じました。特に2人プレイだったという面もありますが、運要素が少ない故に、ゲームに馴染んでいる同士だと苛烈になり、そこが特に面白い点となると思います
— 霜月ひろ@しんてぃ(寄り道ぼどげ会) (@sinty_simotuki) 2015, 10月 24
カードの迷宮をプレイ!
ピュアユーロ!いやピュアジャパン!いやピュア侍! pic.twitter.com/05SBgq53MA
— 新ボードゲーム党大田次回10/31(土) (@newboardgame) 2015, 10月 24
『カードの迷宮』。カードを置いたら、もうそれより上の階層にはカードを置けず下の階層へと置いていかなければならないルールと、最初に置くと二点加算されるるルールが効いてました。 pic.twitter.com/jWTvFIhnQ0
— 長谷川登鯉 (@bodogedama) 2015, 11月 2
「カードの迷宮」:ガーデンゲームズさんの作品。GM2015秋の新作。4人のペア戦で遊ばせてもらいましたが、3人でもう一度遊びたいと感じました。後戻りできない点、階層の最初のカードにプラス2の補正がかかる点がよく効いてると思いました。 pic.twitter.com/ZYwLAE5psJ
— タロ吉 (@tarokichi1030) 2016年4月24日